徒然日記
5月7日 その2864 『逢坂誠二の徒然日記』(4508)
GW明けの木曜日だ。
今日から完全な平常モードに入る。
GWを経て気分爽快と言いたいところだが、
昨日の函館の黄砂のように気分は曇っている。
安保法制の強行、
断固反対と言っていたTPPの推進、
震災前と変わらない原発対応、
労働者に厳しい労働法制への固執など、
日本の将来を大きく転換する政策が
進められようとしている。
こうしたことが今日以降、加速する見通しだ。
国民の皆さんも、国会議員も良く分からないうちに、
数の力でこうしたことが進み、
後になってから「こんなはずではなかった」とならないよう、
重たい気分を吹き飛ばして
最大限の対応をしなければならない。
1)TPP
環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉文書を、
国会議員が一定の条件のもとで閲覧できるようにするという。
これは4日、訪米中の担当副大臣が明らかにしたものだ。
担当副大臣の発言は以下だ。
====
・
交渉が最終段階に来ており、
国会でも色々な形で(開示を)求められている
・
できるだけ早くしたい
====
早ければ来週にも開示を始めるとのことだ。
これは歓迎すべきこととの受け止めもあろうが、
私はこうした姿が異常なものと感ずる。
国家の将来を大きく左右する交渉事が、
ごく限られた者に、
ごく限られた範囲で、
ごく限られた手法でしか公開されないことが異常なのだ。
国際交渉では、
全てを明らかにし難い側面があることは理解する。
しかしTPPのように、
非公開が原則ならば、主権在民ではない。
公開が原則であり、非公開は例外、これが本筋だろう。
TPPのような交渉が、
今後の国際交渉の基本ルールになってはいけない。
国民に公開できない非民主的な交渉事には、
そもそも賛同することはできない。
今日も朝の街宣から屋外での活動開始だ。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2015・5・7
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