徒然日記
4月28日 その2855 『逢坂誠二の徒然日記』(4499)
統一地方選挙が終了し、
昨日は市内の挨拶回りに歩いた。
市外にも足を延ばしたかったが、
時間の都合で市内のみとせざるを得なかった。
その後、夕刻から開催される、
安保調査会に間に合うように上京した。
空港に到着してみれば、
都内は気温が高く初夏の様相。
今朝は晴時々曇の予報、
どうも夏日になるようだ。
季節の移ろいは早い。
1)主権者不在
日米両政府が、
日米防衛協力の指針(ガイドライン)の改定で合意したという。
27日午前(日本時間27日深夜)、
ニューヨークで開催された
日米の安全保障協議委員会
(いわゆる2プラス2)での合意だ。
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国会でも議論していない内容を
国民に指し示す前に米国と合意するとは、
とんでもない話だ。
主権者不在のまま、
こんなことを進めるのは、信じがたい暴挙だ。
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従来の指針は、
主に朝鮮半島有事を想定し、
(1)平時(2)日本周辺有事(3)日本有事
の3分野での協力を規定。
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今回は、
(1)武力攻撃に至らない「グレーゾーン事態」を含む平時
(2)日本の平和と安全に重要な影響を与える事態(重要影響事態)
(3)日本に対する武力攻撃への対処(武力攻撃事態)
(4)日本以外の国に対する武力攻撃に集団的自衛権を行使して対処(存立危機
事態)
(5)日本での大規模災害への対処
以上の5分野へと大幅に協力範囲を拡大。
自衛隊が地球規模で活動できることになる。
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これは、今後、政府が安保法制として
国会に提出する内容だ。
米国政府と内容を決めてから、
国会で審議するのは順番が完全に逆だ。
特に集団的自衛権に関しては、
・
米国を標的にした弾道ミサイルの迎撃
・
ミサイル発射警戒に当たる米艦船や、
退避する日本人を輸送する米艦船が攻撃された場合に
自衛隊が防護する装備品等防護
・
南シナ海や中東・ホルムズ海峡などを想定した
シーレーン確保の機雷掃海
・
不審な船舶を強制的に停船させて積み荷を検査する臨検
などが盛り込まれ、
まさに今後の大きな論点ばかりなのだ。
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国家安全保障会議の設置、
特定秘密保護法の強行制定、
武器輸出の開始、
集団的自衛権行使容認閣議決定、
そして日米ガイドラインの改定など、
安倍政権の暴走は加速している。
国民に説明しないでこうしたことを決定しても、
その後の選挙で勝っているのだから、
問題はないと安倍総理は感じているのかもしれないが、
こんなことをすれば、日本の民主主義は死んでしまう。
朝から歯ぎしりの連続だが、
今日の午後には、このガイドラインなどに関し、
政府からのヒアリングを実施する予定だ。
今日も密度濃く予定が組まれている。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2015・4・28
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