徒然日記
1月8日 その2745『逢坂誠二の徒然日記』(4389)
パリで、とんでもない事件が発生した。
風刺画が売り物の週刊新聞の事務所が、
自動小銃を持った男らに襲撃され、
少なくとも記者ら12人が死亡、
数人が重体となった。
事件の詳細は分からないが、
卑劣な行為であり憤りを覚える。
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昨朝は、低温と暴風雪で、
朝の街宣を中止せざるを得なかった。
この暴風雪の影響によって、
各地で通行止めや飛行機の運休などが発生している。
1)介護報酬
介護報酬が下がる見込みだ。
下げ幅は、まだ未定だが、
1〜3%の範囲内になる可能性が強い。
特別養護老人ホームへの報酬を
大幅に下げるとアナウンスされている。
福祉法人は内部留保が多いというのが、
引き下げの理由だというが、
あまりに短絡的だろう。
福祉法人の経営規模などは多様だ。
ギリギリの状態で経営しているところも相当に多く、
財務会計の状態は一様ではない。
政府の言う通り引き下げたら、
経営が立ち行かないところも出てきかねない。
介護報酬全体は引き下げるが、
介護職員の賃金は1人あたり月額1万円上げられるよう、
介護事業者に対する加算措置は拡充する方向とのことだ。
これは喜ばしいことだが、
法人本体の経営が苦しくなってしまえば、
本当に介護職員の賃金を上げられるのか、
それは不透明だ。
2)本当なのか
NHKがお笑い番組の政治家ネタを、
没にしていたという。
爆笑問題が民放のラジオ番組で明らかにした。
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爆笑問題が出演したのは3日放送の
「初笑い東西寄席2015」。
放送前に番組スタッフに対し、
「ネタ見せ」をした際、
政治家のネタについて
すべて放送できないと判断されたようだ。
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爆笑問題の田中裕二さん
「全部ダメって言うんだよな。あれは腹立ったな」
太田光さん
「プロデューサーの人にもよるんだけど、自粛なんですよ。
これは誤解してもらいたくないんですけど、
政治的圧力は一切かかってない。
テレビ局側の自粛っていうのはありますけど。
問題を避けるための」
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やはりかと思ってしまう。
政府や権力が直接何かをしなくても、
国民の側が自粛や、権力者の意向を慮ることで、
表現の自由が侵害され情報統制に繋がることが多いのだが、
それが現実になりつつあるのだろう。
こんなことが本当に起こるのか
と感ずる方も多いと思うが、これが現実だ。
戦前の日本の情報統制も、
権力が意図した以上に深化した側面があったが、
その一定部分は、国民の自粛であり、
権力者への慮りだったという。
こんなことが本当に起きてしまう、
恐ろしい社会になりつつある。
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話は飛躍するが、安倍総理は、
昨年2月3日の衆院予算委員会で憲法について、
「国家権力を縛るものだという考え方はありますが、
しかし、それはかつて王権が絶対権力を持っていた時代の
主流的な考え方であって、
今まさに憲法というのは、日本という国の形、
そして理想と未来を語るものではないか」
と答弁している。
絶句するほど奇妙な答弁だが、
このような方が総理をやっているのだから、
何が起きてもおかしくない
という危機感をもっと強めねばならない。
今朝の街宣も、急遽、来客があり中止となる。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2015・1・8
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