徒然日記
9月16日 その1514『逢坂誠二の徒然日記』
夜明け前の空に、ポッカリと雲
が浮かんでいます。
真夏の夜明けとは違った、
スッキリ感の漂う、晴れの朝です。
しかし暑さは続きます。
予想最高気温は31度とのことです。
1)開沼博さん
昨日、『フクシマ論』の著者 開沼博さんと
対談する機会に恵まれました。
『フクシマ論』の内容は、慧眼に満ち、
多くの方に読んで頂きたい、素晴らしい内容です。
その著者との対談ですから、
私自身が舞いあがってしまいました。
予めどんな話をすべきかを、
イメージしていたのですが、
話があっちに飛び、こっちに飛びと
取りとめもない内容になったと反省しています。
対談の内容は、
『月刊自治研』10月号に掲載予定です。
http://www.jichiro.gr.jp/jichiken/index.html#jichiken
2)地域主権改革
昨15日の毎日新聞に、
飛び上るほど嬉しくなる記事が掲載されていました。
== 以下、抜粋引用 ==
この2年間、民主党政権が分権改革に
大きな成果をあげてきた事実だ。
国と地方の協議の場が法制化された。
国が法令により自治体の事務や事務処理方法を縛る
「義務づけ、枠づけ」を見直し関与を縮小する法律も
2次にわたり整備された。
「義務づけ、枠づけ」見直しの第1弾は
保育所の設置基準など
地方から要望が出ていた項目を優先的に取り上げ、
通常国会会期末に成立した第2弾は
より幅広い領域を対象とする。
都道府県から市町村への権限移譲も
この一括法に盛られた。
「ものすごい成果」にもかかわらず
メディアが関心を払わないのはいったい、
どうしたことか。
これらの課題は自公政権の下で置かれた
地方分権改革推進委員会の勧告を実現したものだ。
「不十分だ」と批判はいくらでもできるが、
自公政権であれば
もっと細々とした結果に終わったことは間違いない。
政権交代があると、いいことが起きる好例である。
== 以上、引用終了 ==
これは、東京市政調査会理事長の
西尾勝先生が毎日新聞の
「これが言いたい」と題するコーナーに寄せたものです。
あの西尾先生に、
「ものすごい成果」と評価されたことは、
本当に嬉しいことです。
この二年間、
一貫して地域主権改革に
携わってきたものの一人として、
こんな有り難い言葉はありません。
この二年間、
私とともに闘ってくれた
内閣府地域主権戦略室の
メンバーをはじめ関係者の皆さんも、
西尾先生のこの記事を読んで
きっと喜んでくれているものと思います。
しかし、西尾先生は、
辛口のことも書いています。
== 以下、抜粋引用 ==
一方で、民主党が独自に掲げた政策の成果はゼロに近い。
「一括交付金」は分権改革派からみれば
中途半端な改革手法であり、
もろ手を挙げて賛成はできない。
== 以上、引用終了 ==
確かに義務付け枠付けの勧告は、
自公政権下で行われたものですが、
あの勧告は、野党時代の我々も評価し、
その実現を目指すこととしていました。
その点では、
民主党の政策ということもできます。
また一括交付金は、
私も完全なものと思ってはおりません。
まずできるところから始め
進化させることとしています。
だから「中途半端」との指摘は、
納得できるものです。
課題は、来年度に向かって
如何に進化させるかなのです。
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西尾先生の辛口の部分は、
もっと頑張れとのエールだと受け止めて、
地域主権戦略室の皆さんには、
さらに頑張ってもらいたいと思います。
3)税調・政調
政府の仕事から党務に仕事が変わり、
多少、落ち着くだろうと予想していたのですが、
現実は全く逆で、慌ただしい時間が流れています。
昨日も、
党税制調査会役員会、
政策調査会役員会などが目白押しとなり、
落ち着いて自分の仕事をするための
時間の確保がままなりません。
もちろんこうした党務があることは
悪いことではありません。
こうした党務をとおして、
国民の皆様のために全力を尽くします。
4)会期延長
今日は4日間の臨時国会の会期末です。
しかしここに来て、
今月末まで会期延長の動きが出ています。
今日はこの件を巡り、
国会情勢は予断を許さない状況となります。
もちろん私は、
会期は延長すべきとの立場であり、
できれば年末の会期がふさわしいと思っています。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2011・9・16 Seiji
Ohsaka
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