徒然日記
10月22日 その2617『逢坂誠二の徒然日記』(4312)
昨日午後、無事に成田空港に到着した。
機内で、日本時間に合わせて活動し、
時差調整を強制的に行うよう心掛けたが、
結局は、今朝の目覚めは午前2時。
しばらくは時差ボケに悩まされそうだ。
1)国会
二人の閣僚が辞任した。
その問題は、しっかりとケジメを付けねばならない。
しかし、国会議論の大きな柱は、集団的自衛権の行使など、
今回の辞任とは全く別のところにある。
会期の短い国会だ。
今、議論しなければならない課題に全力を注いで欲しい。
今しか、チャンスはない。
2)地方創生
昨日、官邸で「国と地方の協議の場」が開催された。
総理は、
「地方創生は内閣の最重要課題だ。
これまでとは異次元の施策に取り組んでいく」
と発言したようだ。
総理は「異次元」という言葉がお好きなようだが、
何が異次元なのか、その具体性はない。
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地方6団体からは、
人口減対策や地域活性化に自治体が
柔軟に使える交付金の創設などを
あらためて要望したと報じられているが、
使い勝手の良い一括交付金を望んでいる。
異次元の対応は、
一括交付金を超えるものになるのだろうか。
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一方、経済産業省が、
名所や特産品といった観光資源と
歴史や自然などを絡めた「物語」を仕立てて
一体的に売り込む地域の取り組みを支援することが
21日分かったと報じられている。
地域づくりに物語、脚本が必要だというのは、
従前からの私の主張だ。
経産省では、20~30程度の地域を選び、
2015年度予算で補助金を出す方針だという。
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物語作りは悪くないが、
こんな形で補助金を出すのは、異次元でも何でもない。
従来型のやり口で、これまでと何も変わらない。
内閣をあげて地域創生と言っているのに、
各省バラバラに施策を実施するならその効果は限定的だ。
物語を作るのは良いが、その先に補助金ではダメだ。
物語を作る作業に力点を置くべきであり、
最初から物語具現化への補助をチラつかせるのは、
物語を歪めてしまう。
従来の地域振興策の問題は、ここにあるのだが、
やっぱり安倍さんは、この点を理解していないようだ。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2014・10・22
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