徒然日記

5月19日 その2461『逢坂誠二の徒然日記』





夜明け前の函館、
雲のないスッキリした空が広がっている。

朝の気温は7度程度。

室内は16度と肌寒さを感ずる。

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昨日も、函館市内をあちこち走り回った。

そして最後は、
いつも応援頂いている方の結婚式に出席。

若いカップルの誕生を、心からお祝いさせて頂いた。

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今日は、
長万部、八雲、鹿部、森を回るため、
早朝から移動開始。

そのため朝の街宣は中止です。

1)知恵を絞りだす
ベトナム戦争は、
1960年末ころから1975年4月30日まで、
15年余に渡っている。

この時期は、東西冷戦の時期でもあった。

私が1歳から16歳までの時期だ。

私がもの心ついた時分から、
高校生1年生まで、
新聞には、
日常的に戦争のニュースが掲載されていた。

「北爆開始」などの見出しは、
今も鮮明に記憶に残っている。

ベトナム戦争終了後も、1989年まで東西冷戦が続き、
新聞紙面はいつもキナ臭い話題で溢れていた。

東西冷戦後も、確かに湾岸戦争やイラク戦争など、
戦争が無くなってはいないが、
ベトナム戦争の頃とは、ちょっと違った、
雰囲気だったように思う。

新聞紙面からも、私が子供の頃と違って、
つい先ごろまではキナ臭さが消えた印象があった。

ところが最近の新聞は如何だろうか。

ベトナム戦争や冷戦の頃の雰囲気に完全に逆戻りした印象だ。

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戦争の20世紀を終えて平和の21世紀になると、
子どもながらに、そんな希望の将来を描いていた。

そうした時代が確実に来ると思っていたが、
昨今の状況は、完全な先祖返りだ。

人間は、何と知恵のない浅はかな存在なのだと思う。

日本も他国と同様に
戦争できる国になることが必要だとの雰囲気がある。

それは正しいことなのだろうか。

日本が他国と同様になることは、
一見正しそうに見えるが、
それは愚かな人類の行いに
拍車をかけることになるのではないか。

日本が、これまで他国と違った歩みをしてきた。

その違いの中に問題解決の道を探ること、
これこそが世界が
日本に期待することなのではないか。

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勇ましく、人心を煽るような言葉が横行している。

その勇ましさに惑わされることなく、
過去の日本と世界を振り返り、冷静に知恵を深め、
世界とは違った歩みの中でどう問題を解決できるのか、
それを考え抜くこと、それが今、我々がすべきことだ。

今日も、しっかりと前進します。

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        2014・5・19
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