徒然日記
2月22日 その2375『逢坂誠二の徒然日記』
昨日、早朝の新幹線で一ノ関に入り、
その後、レンタカーで陸前高田、
大船渡を回った。
今朝は、大船渡での朝だ。
大船渡の朝の気温は、氷点下4度。
雲ひとつない爽やかな朝だ。
雪も少なく、北海道の現状を思うと、
春の雰囲気に満ち溢れている。
1)復興
東日本大震災からもうすぐ三年。
昨日は、
陸前高田、大船渡の復興の様子や、
仮設住宅などを見て回った。
陸前高田では、
様々な土木、建設工事が進んでいることが分かるが、
市民が利用できる段階にはなっていない。
かつて建物がたくさん建っていた市街地部分は、
がれきや建物が撤去され、
見渡す限り土がむき出しの平地が広がっている。
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復興にはお金が必要だ。
しかしお金だけでは復興しない。
人との知恵と、
本当に申し訳ないが、
多少の時間が必要だ。
多額の予算を前にして、
数多くの事業者が、
これまで見たこともないような、
大規模な工事を展開している。
しかし、そこに人の心や潤いが、
必ずしも見えない。
一日も早く復興すべきとの思いはみんな一緒だ。
多額の予算を消化することと、
復興にはやる気持ち、
さらに人の心、知恵、丁寧さ、
こうした複雑な要素を
適切に捌くことの難しさを痛感する。
今日も、しっかりと前進します。
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2014・2・22
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