徒然日記
2月21日 その2374『逢坂誠二の徒然日記』
昨日午後、
国会エネルギー調査会(準備会)に出席のため、
都内入りした。
夜明け前、都内の気温は零度程度だ。
1)国会エネルギー調査会(準備会)
「国会エネルギー調査会(準備会)」は、
国会にエネルギー政策見直しを
専門的に議論する場がないことを問題視し、
国会エネルギー調査会準備会有識者チームと、
私が顧問を務める超党派議連「原発ゼロの会」、
この二団体の協働で自主的に継続開催している。
第1回開催は、
2012年4月26日で、
昨日で35回目の開催となる。
昨日は、
資源エネルギー庁から
「核燃料サイクル事業」、
文部科学省から
「高速増殖炉もんじゅ」について、
それぞれヒアリングを受け、質疑を行った。
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3年前の東日本大震災があったことを、
すっかり忘れたかのように、
核燃料サイクルを推進する姿勢が見える。
しかも提出資料も問題点を指摘しても、
一向に改善されない。
呆れるばかりの姿勢だ。
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昨日、本町の街宣終了後に、
見知らぬ方から、
「大間原発は絶対に稼働させないで欲しい」との、
強い要望を受けた。
私も全く同感である。
しかし昨日の役所からの説明を聞くと、
絶対に推進するという強い意志を感ずる。
安倍総理は、
農業などの規制を岩盤に例えたようだが、
政府の原発推進姿勢こそが岩盤だ。
絶対に腰折れしないしたたかで、
しなやかな戦いが続く。
2)議論させない
昨日の衆院予算委員会の議論を聞いて、
呆れることばかりで、天を仰いでしまった。
安倍総理は、
集団的自衛権の行使容認に関する
憲法解釈の変更についての手順を語った。
・
政権の有識者懇談会の報告書が出た後に
政府内で議論
・
与党と協議して、変更案をつくる
・
最終的に閣議決定していく方向になる
・
閣議決定後に国会に内容を示し議論する
・
(閣議決定前の)今の段階で
案を示すことはできない
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以上を語ったのだが、
まさに異常と言うほかはない。
日本国憲法の大きな原則を変更、
つまり事実上の憲法改正と同様のことを
閣議決定によって行うこと。
しかもその変更内容は、
閣僚と与党国会議員だけで議論すること。
権力者の一部だけで議論し決定するのことの
異常さを総理は何も分かっていない。
国会への説明が、
閣議決定後というのも完全に狂っているが、
最もおかしいのが、
主権者である国民への説明と
国民の関与が全くないことだ。
総理は、自分の語っていることが
暴挙だとは理解していないようだ。
つまり立憲主義を何も理解していないことは、
昨日の答弁からも明らかだ。
こんな暴君を総理にしておくことはできない。
今日から4日間の予定で、
震災から3年目となる岩手県の様子を視察する。
そのため夜明け前からの移動開始だ。
今日も、しっかりと前進します。
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2014・2・21
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