徒然日記
12月24日 その2315『逢坂誠二の徒然日記』
函館は、一面真っ白だが、
穏やかな朝だ。
朝の気温はマイナス2度だ。
1)情報
特定秘密保護法のでたらめさは、
いくら語っても語り足りないが、
情報に対する考え方を整理したい。
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・
情報は民主主義の原動力であり
国民が情報にキチンとアクセスできること、
すなわち情報公開が原則
・
しかし日本の情報公開の基盤は
法的にも、施設的にも、運用的にも貧弱
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加えて、
行政情報をどう記録するかという、
公文書や行政情報の出発点の議論は、
全く未成熟
・
そのため、
日本において情報をどうとらえるかを
次の点などを柱にして、
総合的に検討する必要がある
民主主義国家として情報はどうあるべきか
その観点から、
現行法体系、現行施設、現行の運用状況など、
現状を整理し、課題を把握する
その上で、法的対応など、
すべきことを明確にすること
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以上の総合的な検討を踏まえて、
日本の情報公開基盤の整備を行う
・
これらを明確にする中で、
極めて限定的に秘密について、
分かりやすく整理すること
・
特に秘密に関しては、
第三者性の確保について、
十分な配慮が必要
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何度も繰り返すが、
秘密保護制度を創設するよりも先に、
対応すべきことが山のようにあるのが、
日本の現状だ。
2)なし崩し
政府は23日の持ち回り閣議で、
治安情勢が悪化している南スーダンでの
国連部隊に銃弾1万発を無償で譲与する方針を決定した。
韓国軍に提供される見通しだという。
日本が国連軍を含む他国軍に武器を提供するのは初めて。
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緊急性と人道性が極めて高いことを理由に、
武器輸出を全面的に抑制する「三原則」の例外だという。
緊急性と人道性…、
こんなことを言い出したら、
何が歯止めになるのだろうか?
17日に武器輸出三原則見直し検討が閣議決定され、
23日の持ち回り閣議決定。
なし崩し的に武器輸出三原則も突き崩されてゆく。
今日も、しっかりと前進します。
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2013・12・24
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