徒然日記
12月23日 その2314『逢坂誠二の徒然日記』
函館は曇りの朝だ。
朝の最低気温は、マイナス2度程度。
終日、穏やかな天候のようだ。
1)法律の下剋上
特定秘密保護法が成立し、
基本的人権の制限や、
三権分立の崩壊など、
憲法改正をしていなくても、
実質的な憲法改正が進行している
と強く感じている。
この状況を、
「(憲法に対する)法律の下剋上」
と指摘している方がいた。
学習院大学の青井未帆教授だ。
全く同感だし、
この言葉が見事に現状を言い当てている。
実際には憲法改正はしていない。
しかし法律によって、
最高法規である憲法の力をそぎ落とす現実、
下剋上が進んでいる。
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12月17日に、
国家安全保障戦略、
新防衛大綱、
中期防衛力整備計画が、
閣議決定された。
これによって、
事実上憲法に規定する平和主義が、
崩壊しかねない現状も作り出された。
法律どころか、
閣議決定による下剋上だ。
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こんな重要が事柄が、
国民に十分浸透しないままに、
粛々と進んでいる。
安倍政権の政策についていろいろな見方があるだろうが、
昨年4月に発表された
自民党の憲法改正草案に沿ったものになっている。
国民主権から国家主権へ。
基本的人権の制限。
平和主義の後退。
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現行憲法の三原則が大きく揺らぐ内容だ。
2)凄い
昨日の有馬記念を久々にリアルタイムで見た。
オルフェーヴルのぶっちぎり、
八馬身差の有終の美、圧巻だった。
暴れん坊馬と聞いていたが、
あんなに凄い馬だと思わなかった。
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馬と人を一緒にするなと叱られそうだが、
ジャンプの高梨紗羅も凄い。
W杯開幕三連勝だ。
政治や社会情勢は不安一杯だが、
こうした活躍を目にすると、
本当に元気が出る。
今日も、しっかりと前進します。
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2013・12・23
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