徒然日記

8月30日 その2198『逢坂誠二の徒然日記』





昨日、平取町役場の職員研修で講師を務め
た。



研修会終了後の夜遅く、

苫小牧まで移動し、

今日は苫小牧での朝を迎えた。



今日は、函館で用務があるため、

朝のうちにJRで函館に移動する。



====



夜明け前の苫小牧は、強い雨が降っており、

今もその雨が続いている。



予報によれば函館も同様の天候のようだ。



予想最高気温は27度だが、

雨による被害のないことを祈る。







1)中島荘牛先生

書家の中島荘牛先生が亡くなった。



87歳だった。



====



荘牛先生は、書家として素晴らしい実績がある。



特に淡墨を使用した「少字数書」の美の表現を探究し、

海外展にも意欲的に出展した。



代表作となる二曲屏風「童心浄土」は、

その美術性の高さで国際芸術遺産認定を受け、

国際的にも高く評価された。



荘牛先生は、書以外にも、

地域の将来を見据えた様々な活動でも

大きな足跡を残された。



函館に新大学を創設する市民運動を興し、

「公立はこだて未来大学」の開学に結びつけたことや、

数学者、広中平祐さんと提携し、

国際的な学者を招きセミナーを開催し、

地域の教育向上にも大きく貢献した。



私も函館に来て以来、

荘牛先生と幾度となく意見交換をさせて頂いたが、

新幹線のことや函館の未来のことを

いつも熱心かつ、鋭く語った姿が忘れられない。



函館市への医学部の誘致に関し、

未来大学開学過程の苦労話や、

具体的な手順についても何度も話を聞かせて頂いた。



未来大学の開学に至る記録等も丁寧に解説頂き、

私も、随分とたくさんの激励を頂いたことは、

忘れることができない。



こうした、荘牛先生の、ほとばしり出る思いを、

確実に受け継がなければならないと思っている。



それにしても、ご逝去が残念でならない。



合掌。







2)豪雨被害

昨日まで、過日の豪雨災害への対応で、走り回った。



・

第8総支部としての対策本部の立ち上げ



・

災害現場の調査



・

関係行政機関などへの要請



以上の対応を集中して行った。



特にJR函館線への対応は、

関係する機関が多いため、

慎重かつ丁寧に対応をさせて頂いた。



その結果、JRをはじめとする関係機関が連携し、

具体的な対応策の実施に向け、動き出している。







3)平取町

昨日、午後から夜遅くまで、

平取町役場の職員研修で講師を務めさせて頂いた。



午後は、今あらためて自治を考えることをテーマに

2時間に渡って話をした。



夜は、新人職員向けの自治基本条例説明会で、

担当課長さんの講義の後に、

一時間近く話をさせて頂いた。



その後、有志職員の皆さんと一献傾けた。



昨日は、私の話の前に、

コンプライアンスに関する研修もあり、

午後から夜まで長丁場の研修だ。



しかし、職員の皆さんには、実に熱心に話を聞いて頂いた。



この熱心さには、頭が下がる。



====



平取の名物はトマトだ。



トマトの生産額は、40億円に迫るまでに成長した。



30年ほど前だろうか、農家の皆さんが、

販売対象外のトマトを利用し、

「ニシパの恋人」という手作りのトマトジュースの販売を始めた。



その頃は、トマトハウスはまだ多くはなかったが、

はね品を利用した手作りジュースという取り組みに

新鮮な印象があった。



その後、30年間、地域の皆さんが結束して努力した結果、

トマトの生産額が40億円に迫るまでに成長している。



この努力には感服するしかない。



====



平取は、二風谷などアイヌの聖地でもあるし、

明治時代にイザベラ・バードが訪問したことのある土地だ。



観光面で、あまり見るべきものがないと

地元の皆さんは受け止めているようだが、

私には全く逆に思われる。



平取は、見る、遊ぶ、食べるなど、観光の資源の宝庫だ。



昨日も、老舗蕎麦屋さんで、トマト天ざる蕎麦を頂いた。



トマトの天婦羅を食べるのは生まれて初めて。



口の中に広がる甘く香りの強いトマト汁が、

熱々ジューシーで、

トマトの新しい楽しみ方を教えられた。



まさに逸品と呼ぶにふさわしいものだ。



研修会終了後、短い時間だったが、

職員の皆さんと一献傾けさせて頂いた。



その会話の中からも、

平取の多くの魅力を感ずることができた。



====



懇親会終了後、苫小牧に向かった。



平取の魅力と職員皆さんの熱気の余韻に浸りつつ、

心地よい疲労感の中、深夜のホテルで床に就いた。



平取の皆さんの様々な気遣いに感謝、感謝だ。



今度は、仕事ではなく、

ゆっくりと平取を楽しみたいと思う。







今日も、しっかりと前進します。

=============

     2013・8・30 Seiji Ohsaka

=============


マグマグの送信登録・解除はこちらです。
http://www.ohsaka.jp/magazin/



  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1.  昨夜は本当にありがとうございました。
    久しぶりに長丁場で逢坂さんのお話を聞くことができ感謝感謝です。
    自治体職員としてこれからも頑張る勇気をいただきました。
    ありがとうございます。

記事に投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です