徒然日記
8月29日 その2197『逢坂誠二の徒然日記』
起床後、窓を開ける。
ヒンヤリとした空気が、
一気に部屋に流れ込む。
激しい暑さの夏とは、
函館の朝の雰囲気が一変した。
さすがに8月も下旬になっている。
1)海水温
外の空気の雰囲気は、秋の雰囲気だが、
北海道周辺の海水温が上がったままだ。
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釣り上げたばかりのイカを漁船の生け簀に入れて、
生きたまま水揚げする
「いけすイカ」漁が中断したままだ。
漁船の生け簀は、
海水温の高くなってしまった表面水を
使わざるを得ないためだ。
ムラサキウニとは違った味わいのある、
蝦夷馬糞ウニ漁も不振だ。
天然昆布も育たない。
定置網には、普段はお目にかからないフグなどが入ると言う。
いずれも海水温が高いことによる異変だ。
海水温の上昇は、
函館の主産業である漁業に甚大な悪影響を与えている。
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この海水温の上昇は、
専門家の見解によれば、
二酸化炭素の増加による地球温暖化の影響だという。
今のこの状態をどうすべきなのか、
手立てがないのが現実だ。
一度、壊された環境をもとに戻すのは、
容易なことではない。
2)汚染水
自転車操業状態だった東電福島第一原発の放射能汚染水処理が、
破綻に近い状態だとの情報が、
複数の方から届けられる。
現場の実態は必ずしも分からないが、
どうもそうした状態に近いらしい。
これに対し、安倍総理は、
「政府を挙げて全力で取り組んでいく。
政府が責任を持って対応し、
国内外にしっかりと発信していく」と述べたようだ。
この発言は当然のことだし、
原発を海外に売り込むよりも、
汚染水対策を全力を上げておこなうべきだ。
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原発担当大臣も、
汚染水から放射性物質を取り除く装置(ALPS)も
「増設が必要なら、国が責任を持つ」と述べたようだ。
「増設が必要ならば」という人任せの判断ではなく、
自身自らが、その必要性を判断し、
主体的な行動を行うべきだ。
3)シリア
昨朝に比較しシリア情勢が、さらに緊迫化している。
化学兵器を使ったらしい。
こうした事態に対するアサド大統領の責任もあるだろう。
だが化学兵器を使ったのは誰なのか、
それは必ずしも特定されてはいない。
アメリカ、イギリス、フランスなどは、
軍事的制裁を発動する雰囲気が高まっている。
果たしてこれは適切なのか。
イラク戦争の二の舞を懸念する声は多い。
今日も、しっかりと前進します。
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2013・8・29 Seiji Ohsaka
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皆様のコメントを受け付けております。
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こんにちは。
札幌市主婦さんのご意見に賛同です。
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お疲れさまです。
札幌市主婦さんの、ご意見に私も賛同します。
現政権は、事故の収束が見えない原発を推進しています。
原発事故の前政権の対応が悪かったからいまこうなっているといっている政治評論家がいました。
今の政権ならすばらしい対応ができたのでしょうか?そうはおもえないのですが。