徒然日記
8月13日 その2181『逢坂誠二の徒然日記』
相変わらず、全国的に暑い日が続く。
昨日、高知の四万十市では、
日本の観測史上最高となる41度を記録した。
この気温ならば、常時、風呂に浸かっているのと同じか、
それ以上の暑さの中にいることになる。
正式な気温は、
風通しや日当たりの良い場所で、
芝生の上1.5mの位置で、
直射日光に当たらないようにして観測される。
つまり正式な気温は、アスファルト面とか、
直射日光のあたる部分に比較すれば、
低めになるのが通常だ。
したがって正式な観測で41度となれば、
屋外で活動する方々は、
たぶん41度以上の温度を感じつつ、
動き回ることになる。
常時入浴状態以上のことになっているのだろう。
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今日も全国的に暑い日が続くが、
さすがに北海道は、
予想最高気温が30度を上回っている地域は無いようだ。
1)憲法
安倍総理は、やはり憲法を理解していないと言わざるを得ない。
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昨日、山口県で、
「憲法改正に向けてがんばっていく。
これが私の歴史的な使命だ」
と安倍総理が熱弁をふるったと報じられている。
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憲法第99条によって、
憲法を擁護し尊重する義務が
課せられる現職の総理自らがこうした発言をするのは、
何とも違和感がある。
憲法を改正するのは、総理の仕事ではない。
この認識が、安倍総理には、完璧に欠落している。
2)GDP
内閣府が昨日、
2013年4〜6月期国民所得統計1次速報を発表した。
それによると、
実質GDPは前期比プラス0.6%、
年率換算プラス2.6%となった。
3期連続でのプラスだ。
しかし設備投資などが前期比で低下、
1〜3月の年率プラス3.8%からは減速している。
名目成長が実質成長を下回る
「名実逆転」は2012年7〜9月期以来、
3期ぶりに解消した。
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この数値を見て、消費増税に踏み込めるかどうか、
極めて微妙なラインに来ている。
それはGDP伸びの内容が、必ずしも、
先行きに安定感のあるものではないからだ。
企業設備投資はマイナス0.1%だ。
2012年1〜3月期以降、
6・四半期連続でマイナスだ。
船舶や自動車が弱く、建設関連がプラスだという。
官公需は、
公的固定資本形成がプラス1.8%と高い伸びとなった。
10兆円を超す大型補正補正予算による
公共工事が統計に計上されたためだろうが、
これは予算が底を尽けば、息切れとなる可能性が高い。
また一人当たりの給与水準を示す、
4〜6月期の現金給与総額は、
横ばいのままだった。
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こうした中で、本当に消費増税ができるのか、
判断の正念場を迎える。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・8・13 Seiji Ohsaka
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