徒然日記

6月7日 その1180『逢坂誠二の徒然日記』



先週金曜日から、慌ただしく、
しかし密度の濃い時間を過ごしています。

金曜日は、両院議員総会で、
菅新代表が誕生し、
午後の衆院本会議で
第94代内閣総理大臣に指名されています。

組閣は、明日8日の予定で、
午後から夕刻には認証式が行われるものと思います。

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翌土曜日から昨日曜日は、札幌市内で、
時間をフルに使って活動をしています。

午前は中央区で、午後は西区で、
新しい公共に関する集まりに参加し、
多くの皆さんと意見交換をしています。

夕方は、FM三角山に、
深夜はテレビの政治討論番組に、
それぞれ生出演しています。

結局、就寝は午前5時30分。

睡眠時間は1時間30分で完全な睡眠不足ですが、
充実の週末でした。

今日も既に移動中に発信しています。

1)菅新総理
4日、両院議員総会で代表選挙が行われました。

樽床伸二さんと、菅直人さんが、立候補しました。

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樽床さんと私は、同い年。
ニセコ町長時代から交流があります。

2005年の初当選の際は、
国会に行けば「樽さんがいる」、
そんな気持ちを持つほどの間柄です。

また、菅さんとは、
ニセコ町長時代も多少の交流がありましたが、
特にこの5年間、色々な部分で連携をして
仕事をさせていただきました。

今回の代表選は、2日の時点で、
菅さんで進むべきと考えておりました。

推薦人になって良いとも思っていました。

ところが樽さんの立候補です。

正直なところ、驚きました。

樽さんが立候補をするとは全くの予想外です。

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しかし、今回の局面を打破できるのは、
菅さんしかいないとの思いに変わりはありません。

結局、樽さんには電話で、菅さんに投じることを伝え、
さらに幾人かの関係者にも仁義を切って、
今回は菅さんに一票を投じています。

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鳩山総理の掲げた政策の方向は
間違っていないと私は思います。

2日の総理の挨拶に見られるように、
何年か何十年か先の理想の実現をしっかりと見据えて、
今回の政策を出したことも理解できます。

しかし、反省すべき点の一つは、
その理想と現実をどう結び付けるか、
あるいはその理想を目指して
どう一歩一歩進むかの作戦に
甘さがあったことだと思います。

新しく総理になる菅さんは、
4日の挨拶からも分かる通り鳩山政権の政策を
引き継ぐものと思います。

それは単に引き継ぐのではなく、
鳩山総理が掲げた高く大きな理想を実現するため、
この8ヶ月間の取り組みも踏まえつつ、
より現実的な手法に徹しつつ進むのだと思います。

つまり鳩山政権が描いた大きな絵を、
具体化に向かって現実的に進めるのが
菅政権だと私は考えます。

もちろんこの過程の中で、
政権公約の変更もあるものと思います。

その場合は、
丁寧に国民の皆様に説明しながら進めるという
誠実な姿勢で臨むことが大事です。

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今日は、あまり書く時間がありませんが、
鳩山政権8ヵ月を踏まえ、
今後は次の点に留意する必要があると思います。

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・政権の動きや政策を俯瞰し、全体最適を高める機能を強化すること

・広報や記者会見のあり方を抜本的に見直すこと

・官邸機能をシステム化すること

・閣僚間の情報共有の仕組みを強化すること

・政務三役が政治力を真に発揮させるため官僚を活用すること

・政府と民主党が一体となって政策を議論、最終調整できる仕組みを構築するこ

・事務次官同士の情報共有の仕組みを構築し、官邸との連携を図ること

・個別政策をつなぎ合わせて、その全体を一つのものとして説明できること

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ざっと思いつくままにこんなことが留意点かと思います。

またこれ以外に国会対策でも、
留意すべきことは少なくありません。

いずれにしても、
政権交代後の第2ステージがスタートします。

さらに気力を充実させて、進まねばなりません。

さあ、今日もしっかりと前進します。
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   2010・6・7 Seiji
Ohsaka

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皆様のコメントを受け付けております。

  1. コミュニティFM三角山放送局の生トーク 拝聴しておりました。北大のくだりでの学生と政治参加の話等コミュニティラジオならではの本音も聴けたような気がします。上記の留意事項 課題は多いと思いますが誠心誠意勤しんでいらっしゃると信じています。我々のお手伝いできることがあれば遠慮無く仰ってください。

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