徒然日記
4月16日 その1153『逢坂誠二の徒然日記』
都内は今朝も雨が降っています。
しかも低温です。
こんな状態のため、今日も散歩に出られず、
フラストレーションが募るばかりです。
1)米国研究製薬工業協会
昨日、米国研究製薬工業協会の
日本代表のアイラ・ウルフ氏が私の事務所に来られ
30分ほど懇談をしております。
ウルフ氏は、
ドラック・ラグの解消など
日本の製薬市場の課題になど、
次の点について話をされました。
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新薬の未上市品目が、
先進諸国や近隣国に比較して多い。
世界初上市から
日本の上市までの時間が長い。
医療関連総支出は、
OECD平均を下回る。
(しかし、民主党政権の誕生で、
改善の方向になったことは歓迎)
ワクチン供給に関する計画が未成熟。
新薬処方の上限が14日では、
患者さんが不利。
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日本国民が不利益な状態になっていると、
以上の話などをウルフ氏は話されました。
今後、さらに意見交換をしながら、
こうした点について、
改善の道を探ることができればと考えています。
米国研究製薬工業協会のHP
2)地方の意見
昨日、石井隆一富山県知事、
古川康佐賀県知事が来所され
中期財政フレームなどについて、
意見交換をしております。
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中期財政フレーム・財政運営戦略の検討に当たっては、
地方とも協議を行うこと。
地域経済、国民生活のことを念頭において、
地方交付税の復元、増額をはじめ、
地方が自由に使える税財源の拡充などを明記すること。
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以上の点などについて、
意見交換をしています。
知事会の主張はもっとなことだと
理解しています。
地方の理解、納得がないままに、
国が単独で財政見通しを策定しても、
それは絵に描いた餅になってしまいます。
今、箱根が雪になるほど、
都内は気温が下がっています。
今日も早朝から来客、
さらに衆院内閣委員会をはじめ、
予定がぎっしりです。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2010・4・16 Seiji
Ohsaka
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私も新薬の投与期間の上限を14日に設定しているのは不思議な気がしていました。やはり日本だけの制度だったのですね。
新薬といってもきちんとした臨床試験を通ってきているので、予想もしない副作用が出る確率はきわめて低いと思います。また百歩譲ってそういう副作用が出たとしても患者さんも利口ですから必ず病院に受診してきます。
その他の意見についてもウルフ氏のおっしゃっていることはどれも傾聴に値する意見だと思います。これらは以前から指摘されてきたことで、これらがなぜ改善されないのか歯痒い思いでいる医療関係者は多数いると思います。