徒然日記
1月27日 その1100『逢坂誠二の徒然日記』
昨夜、自室で電気のトラブルがあり、
今朝、日記を書く時間がとれませんでした。
ところが数名の方から、
・ 日記が来ない
・ 体調不良などのトラブルか
などの問い合わせ、お気遣いを頂きました。
まさに徒然という雰囲気の中で、
書いている日記ですが、
多くの方々に気にかけて頂いていることに
改めて感謝申し上げます。
そんなわけで今日の日記は、
いつもと違った時間の配信です。
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先日のカーラジオに関する記述について
これも数名の方から、
・ 自分もラジオフリークだ
・ 昔を思い出した
などのご意見を頂きました。
ラジオはシンプルなメディアですが、
そのシンプルさゆえ、
色々と使い勝手の良いものです。
私自身もこれからもラジオと、
長く付き合って行くものと思います。
1)粘菌
過日の東京新聞で注目すべき記事に出くわしました。
== 以下、記事の引用 ==
単細胞生物なのに迷路を解くなど知的な振る舞いをする粘菌。北海道大などの
チームがその“知恵”に学んだネットワークの設計理論を作り出した。トラブルに
強く効率的なネットワークができるという。22日付の米科学誌サイエンスに発
表した。鉄道や通信などインフラ網の設計に役立つかもしれない。
粘菌は日本でも普通に見られるアメーバ状の生物。餌と餌をつなぐようにして体
を伸ばし、栄養分を運ぶネットワークを作る。
チームはこの性質に着目し、粘菌に鉄道網を作らせた。関東地方の形をしたA4
サイズの容器に横浜や千葉などJRの主要駅34カ所に対応する餌を配置。東京
都心に大きな餌とともに粘菌を置くと、粘菌は独自の鉄道網を描き出した。山地
や湖など建設の難しい場所には粘菌が嫌う光を当てて実際の条件に近づけた。
さらに、ネットワーク作りを観察して粘菌の動きを再現する理論モデルを作っ
た。計算してみると(1)経路の総延長(2)一部が切れたとき代替ルートがあ
る(3)輸送効率−のバランスは実際の鉄道網より良かった。
チームは北大の中垣俊之准教授や科学技術振興機構の手老(てろう)篤史専任研
究員ら。2008年には粘菌が迷路の最短経路を探す実験でユーモアある研究に
贈られる「イグ・ノーベル賞」を受けた。
コストやリスクなど複数の要素が絡む実際のインフラ網作りにも応用できると期
待される。
== 以上、引用終了 ==
ちょっと分かり難い記事かもしれませんが、
私にとっては注目すべき内容です。
粘菌は、私の学生時代の実験材料、
卒論の対象だったのです。
30年近くも前のことになってしまいましたが、
幾晩も幾晩も徹夜で粘菌と向き合っていた時期がありました。
当時の目標は、その世界で身を立てることでした。
そんな経験から、
この新聞記事を見逃すわけには行きませんでした。
懐かしい粘菌に触れて、
昔のエネルギーが蘇っています。
今日は、中途半端な日記ですが、
これで終了します。
Twitter上で、国会のことなどを呟いていますが、
いずれ日記でも書ければと思っています。
さあ、今日もしっかりと前進します。
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2010・1・27 Seiji
Ohsaka
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