徒然日記

『逢坂誠二の徒然日記』 その1079



今年最後の日、
大晦日を迎えました。

年末ギリギリまで、都内で仕事をして、
今日、帰函です。

それでも今日は少し心に余裕を持ちながら、
日の出前に5キロ程度のジョギングで汗を流しました。

空には、満月一歩手前の月が輝き、
月に見守れながら、師走の都内を走りました。

都内の商店や個人宅の前も、
松の飾りが付けられて、
正月を迎える準備が整っています。

都内はスッキリと晴れ上がっていますが、
その反面、日本海側や
北日本は大荒れです。

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そして函館空港は、
案の定、強い風が吹き、
飛行機は東京引き返しもある条件付きの離陸でした。

強い横風の中、
無事に函館空港に到着し、
現在、この日記を書いています。

1)究極の居抜き、その後
先日、今回の政権交代は、
究極の居抜きだと書きました。

この件について、多くの方から、
良く分かった、
同感だとのメッセージを頂きました。

もちろんこの居抜きは、
あらかじめ分かっていたことであり、
そのことを織り込んで
政権運営に当たるのは当然です。

しかし、日本の憲政史上で初ともいわれる
本格的な政権交代ですから、
相当な軋轢があるのも事実です。

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実は、こうした居抜きは、
自治体の現場では日常茶飯事です。

自治体首長の交代が、
まさに居抜きなのです。

こうした現実に対する覚悟なしに、
首長交代が行われ、
色々とトラブルになった自治体を
数多く知っています。

居抜きであるにも関わらず、
休業して店舗改装に力点を置きすぎて、
仕事が進まないケース、
居抜きであることを知らずに、
まったく新しいスタイルで仕事を進め、
トラブルに陥るケースなど、
自治体現場では、
これまでも色々なことがありました。

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これらの経験が国政に
直接、生かされるわけではありませんが、
大いに参考になることもあるようです。

2)御礼
今年は、いやここ2年あまり、
本当に色々なことのあった年でした。

明日が選挙、明日が選挙と、
常に臨戦体制で進んいましたが、
なかなか解散せず時間だけが過ぎて行きました。

その間、私自身も、そして支援くださる皆さんも
随分と消耗しました。

そして今年7月、いよいよ解散し、
40日という長い期間をかけて投票日を迎えました。

多くの皆さんからご支援を頂き、
私の当選、さらに政権交代が実現しました。

しかし、政権交代はゴールではなく、
スタートです。

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選挙直後から私たちの掲げる
国民の生活が第一の国づくりに向かって、
全力で突き進んでいます。

私自身は、9月16日、原口総務大臣から、
地域主権を担当して欲しいとの依頼があり、
党と総務省などの連絡調整をする中で、
地域主権戦略会議の立ち上げや、
自治体からの要望の強い義務付け枠付けの
見直し作業に当たって来ました。

12月4日には、鳩山総理から、
内閣総理大臣補佐官を拝命しました。

担当は、地域主権、地域活性化、地方行政です。

これ以降、さらに仕事に拍車がかかり、
12月には、
地方分権改革推進計画の閣議決定、
さらに地域主権戦略会議や、
国と地方の協議の場の法制化実務検討会議の
初会合を開催することができました。

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私は、民主主義の基礎は
自治にあることを強く認識しながら
この20年あまり仕事をしてきました。

ところが小泉政権下で、
自治がないがしろにされる姿を目の当たりにし、
国政に軸足を移すことを決断したのです。

その私が、今、政権の中で、
私の本籍である自治の諸課題に、
取り組むことができるのは、
何とも感慨深いことです。

自治の活動が輝く国家を目指して、
さらに邁進しなければなりません。

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また来年度予算編成では、
三位一体改革などで
理不尽かつ大幅に削減された交付税の確保や、
子ども手当の制度決定にも、
官邸メンバーの一員として、
何とか成果を残すことができました。

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こうした活動ができるのも、
私を地元で支えてくださる皆さんがいるからです。

皆さんのご支援に心から感謝いたします。

その一方で、政権交代後、
以前のように頻繁に
地元に帰ることができないのが悩みの種です。

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色々なことのあった一年ですが、
年末もフル回転しながら、
来年を迎えたいと思います。

重ねて多くの皆さまに
感謝申し上げます。

さあ、今日もしっかりと前進します。
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 2009・12・31 Seiji Ohsaka
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皆様のコメントを受け付けております。

  1. 逢坂誠二様

    激動の一年間本当にお疲れ様でした。
    自治を担う一員として、逢坂さんの活躍は心強く、頼もしい限りです。
    そして、私たち自身が住民の皆さんと共に自治を進めていかなければならないことを、あらためて強く認識しています。

    国がどんなに掛け声をかけても、その担い手は住民であり、自治体で活動する私たちが動かなくては何一つ進みません。

    その先頭に立って進まれる逢坂さんに全幅の信頼と期待を持って、私たちもしっかりと支えて行く所存です。

    お身体だけは本当に気をつけて、ますますのご活躍をご祈念申し上げ、新たな歳をお迎えくださるよう申し上げます。

    深川市 田中昌幸

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