徒然日記
『逢坂誠二の徒然日記』 その1055
朝から衆院総務委員会、
そして午後は本会議と国会日程が目白押しです。
そのため昨夜、函館から都内入りしています。
また昨日は、函館市内で二件の用務、
その後、厚沢部町での農政学習会に出席しています。
東京の予想最高気温は15度程度。
函館は9度程度です。
いずれも晴れ間の多い天候となっています。
1)ニセコから八雲町落部
一昨日、ニセコからの帰函は、
11月7日に開通した黒松内新道から
北海道縦貫道に入り八雲町落部まで、
高速道路を利用しました。
八雲・落部間も10月に開通したばかりですが、
この二区間の開通で、
ニセコ・落部間が一気に近くなりました。
たぶん一般国道を利用するよりも、
30〜40分程度
短縮されたのではないかと思います。
一気に利便性が高まった感じがします。
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当たり前の話ですが、
やはり高速道路は、
ネットワーク化されること、
繋がることで、その真価を発揮します。
この先、大沼・函館までの開通、
さらに黒松内小樽間の着工、
いずれも急がねばなりません。
2)農政学習会
昨日、厚沢部町で、
新政権の農政の展開方向に関する
勉強会が行われています。
講師は、舟山康江 農林水産大臣政務官です。
予想を超える大勢の皆さんに参加いただき、
用意した資料を増し刷りするほどの関心の高さです。
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舟山政務官からは、
大きく次の3点に関し
話がありました。
・ 農業が日本の産業の中心になる
・ 戸別所得補償について
・ WTO国際交渉について
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農産物の各国間のコスト差は、
どんなに効率化しても埋め難い限界がある。
そのため以前は、
国内農産物の価格支持政策を行っていたが、
今は各国とも直接支払いの流れになっている。
しかし日本は、本格的にその流れに乗れていなかった。
民主党は、この政策を早くから主張し、
来年度、その一部を実施する。
販売価格が生産費を恒常的に下回る場合、
その差額を埋めるのが柱。
生産費は全国一律基準で判断するが、
その理由は、
農作業の効率化、生産性向上への取り組みを
阻害しないため。
12月中には、
論点を整理して内容を示す。
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直接所得補償については、
以上のような話に加え、
多岐に渡る説明が行われました。
説明後、1時間の質疑が行われ、
時間不足になるほどの関心の高さです。
それほどこの政策への期待が大きいものと思います。
しかし、その一方、
制度変更にともなう不安が多いのも事実です。
今後は、より丁寧に説明を行い、
農業関係者の不安を取り除かねばなりません。
昨日、聞き切れなかった質問は、
昨日の事務局が取りまとめて、
私の事務所で農林水産省に届けることも
確認しています。
いずれにしても、
極めて有意義な勉強会となりました。
舟山政務官に感謝、感謝です。
冒頭に書いたとおり今日は、
本会議や委員会が目白押しですが、
その日程がまだ明確ではありません。
今日も日程闘争が激化しそうですが、
こうした状態から早めに脱却しなければなりません。
今日もしっかりと前進します。
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2009・11・24 Seiji Ohsaka
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函館出身の自分としては、非常に気になります。
医療面での問題も大きいですが、市内からの若者の流出(自分もですが・・・)や、
経済の低迷というのは非常に問題だと思います。
函館のシンボルだった駅前が今ではもう閑散としてしまっており、
函館に始めてきた人ががっかりしてしまう可能性は多いと思います。
新幹線開通事業により、大野のほうへ徐々に人が流れてしまっていますが、
函館駅前周辺の再開発はぜひともすべきだと思います。
五稜郭の開発はとても良いですが、最近ではあのへんからも人がいなくなりつつあり、
どんどん中心部から人が離れる事で、夜景の景観も危ぶまれていると思います。
もっと、若い人が現地に残って商売が出来る環境作りや、子どもがたくさん生み育てられる環境づくりを頑張っていただきたいと思います。
ちなみに、個人的には函館駅の改築は大失策だと思います。
面影すらないなんの温かみもない駅舎になってしまいました。
函館の開発事業は根本的に間違っていると思います。
新しいデザインは、地方には求められていません。
古きよきものを守り、歴史と融合した街づくりが大事だと思います。
都会から地方に旅行へ行く人は、あんなきれいな建物を見に行くわけではないと思います。
少なくとも自分はそうです。
駅前こそ、第三セクターでもなんでもいいので、そういったものづくりをしてもらいたいです。
函館の政治は根腐れを起こしていると思います。
不要な水やりはもうやめて、市民の立場にそった対応をお願いします。