徒然日記
9月8日 その1860『逢坂誠二の徒然日記』
都内は、昨夜も熱帯夜だった。
今日の日中も30度をこえるとの予報だが、
夏真っ盛りを過ぎ、
さすがに猛暑日となる頻度は、大幅に減っている。
今日も晴れ、曇り、雨と、
変わりやすい天気のようだ。
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昨夜は、午前零時ギリギリと帰宅が遅かった。
服を脱いで、即、布団に入ったのだが、
直前まで、高揚感のある活動をしていたためか、
暑さのこともあったのか、
なかなか寝付けず、午前3時頃まで、
うつらうつらとしていた。
しかし、いつもの起床時間になると、
自然に目が覚めたため、
睡眠時間は少なめだ。
1)180国会閉会
79日間、会期が延長された180国会が、
昨日、事実上、閉会した。
会期229日間は、戦後最長だと言う。
確かに長い国会ではあったが、正直なところ、
もっとバリバリと様々な案件に取り組めるよう、
会期がさらに長くても良いと個人的には思っている。
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赤字国債発行のための特例公債法、
違憲状態にある衆参の選挙制度改革法案、
いずれも今国会で成立することがなく、
極めて残念に思う。
特に特例公債法案も衆院の選挙制度改革法案も、
継続審議にはされる廃案になったことは、極めて残念だ。
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日本の国会運営を、変えねばならない。
日程闘争や答弁大臣確保のルール等、
今の国会運営の慣習は、
50年も安定的だった政権下のもとでのやり方だ。
本格的な政権交代下、
あるいは恒常的なねじれ状態が続く中で、
このやり方は通用しない。
もっと虚心坦懐に、国会運営のあり方を、
従来の慣習にとらわれずに
国民本位のものに変える努力をしなければならない。
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通常国会が閉会し、
当面は、代表選挙に注目が集まる。
その後は、臨時国会の召集日などが焦点になる。
特に24年度予算の執行を考えると、
何とか早い時期に特例公債法の成立を図らねばならない。
補正予算との声も聞こえるが、
積み残し法案も念頭におきつつ、
臨時国会をどう位置付けるかは、
代表選後の大きな論点になる。
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3年前の総選挙以降、全力で走り続けて来た。
特に昨年の3.11東日本大震災以降は、
目の前の仕事に没頭する状態が続いている。
昨年9月以降は幹事長室で、
その後は、政策調査会の副会長も兼務し、
持てる力を全力投入して、様々な課題に取り組み、
私個人としては、地元案件も含め、
ある一定の成果を上げることができたと思う。
こうした取り組みができるのは、
地元で私をお支えくださる皆さんのお陰だ。
そして、私個人の成果だけではなく、
国会全体として、
もっともっと大きな結果を残せるようにしなければならない。
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国会が閉会しても、永田町での仕事はなかなか減らないが、
少しでも余裕の時間を作って、
私の仕事の基盤を強化するためにも、
地元回りに精を出さねばならない。
2)解散
最近、野党の皆さんと会うと、
異口同音に解散を求める声を聞く。
マスコミの論調も解散をすることが、
あたかも当然であり、
それに応じない総理が悪であるかの印象だ。
しかし、政権与党は、
与えられた任期の中で、全力で努力をして、
最大限の成果をあげることが本来のあり方だ。
その任期を途中で区切って、
解散することのほうが、
異例だと受け止めるべきなのだ。
日本の国会は、ある一定の時期が来たら、
解散することが通例のように受け止められ、
かつ重要法案を人質にして解散を迫ることが
常識のようになっている。
しかしこれは、常識ではなく、
異例なことであると、
考えを変えるべき時期に来ている。
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政局のない政治はあり得ないが、
駆け引きと政局だけの政治もあり得ない。
激しい政局の駆け引きの中であっても、
日本の国会議員が、腰を据えて仕事に取り組める、
そんな環境づくりに全力をあげることも、
我々に課された大きな課題となっている。
日本全体、世界全体を俯瞰しつつ、
冷静さを失わずに、
平穏な社会を取り戻さねばならない。
昨夜は、地元函館のバル街だった。
しかし国会閉会後の様々な対応で帰函が叶わず、
なんとも残念だった。
今日は函館市内で、
「おおさか政治塾」、さらに定例記者会見、
さらに地元道議のパーティー等が予定されている。
今日は下弦の月だ。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2012・9・8 Seiji Ohsaka
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