徒然日記
7月20日 その1814『逢坂誠二の徒然日記』
都内は雲の多い朝を迎えた。
暑さも、若干和らいでいるが、
夜の寝苦しさは変わらない。
夜には雨になると見込まれている。
日中の予想最高気温は26度だ。
1)核燃料サイクル
今日の朝日新聞朝刊社説で、
以下のような指摘がある。
== 以下、抜粋引用 ==
原発に依存しない安心な社会をつくっていく。
そのためには、発電全体での原発比率を下げるだけでなく、
核燃料サイクルからの明確な撤退方針を示すことが必要だ。
今後の日本では、原発を増やすことは考えにくい。
ウラン燃料の使用量が減るのに、
わざわざ再処理して
割高のプルトニウムを使うのは合理的でない。
日本が、経済的に見合わないのに、
核兵器の材料ともなるプルトニウムの大規模利用をめざせば、
それをまねて再処理に動く国が続出しかねない。
そうなれば世界の核不拡散体制にも悪影響を与える。
だからこそ、使用済み燃料を再処理せず、
数十年の間、中間貯蔵したあと直接処分するのが、
得策と考える。
ただ、この直接処分路線を選ぶと、
「価値ある資源」だった使用済み燃料は
一転して「価値のないごみ」になる。
その結果、民間企業がビジネスとして
使用済み燃料を扱う方式はいずれ、
壁にぶつかるだろう。
そこで、国が前面にたって
中長期的な戦略をたてることが不可欠だ。
== 以上、抜粋引用終了 ==
以上の指摘の中で、
国が中長期的な戦略をたてることが、
不可欠のとの指摘は、極めて大切だ。
今のルールの中では、
核燃料サイクルからの撤退は難しい。
国が今のルールを変更して、
核燃料サイクルに携わっている皆さんが、
撤退判断のできる道筋を明確にすることが重要だ。
今日も早朝から勉強会だ。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2012・7・20 Seiji Ohsaka
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