徒然日記

国民本位の政治をつくる 【26年8月31日 『逢坂誠二の徒然日記』8641回】

今日は前代未聞の寝坊。月曜日の朝だというのに、いつもよりも4時間も遅れての活動開始です。

1)国民本位の政治をつくる
昨日の日記「政権の選択肢を、どうつくるのか」に、多くのご意見を頂きました。
「野党が分かれたままでは選挙に勝てない。合流して大きな塊をつくるべきだ」という声がある一方、「政党を一つにすれば支持が広がるのか」「大きな塊を求めるより、政策を磨き、地域から地道に支持を積み上げるべきだ」との意見もありました。
また、「政党の組み合わせではなく、国民の暮らしに必要な政策と将来像を示してほしい」「政治家は何のために政治をするのか、初心に戻るべきだ」との声も寄せられました。合流云々よりも、まずは目の前の選挙で勝つことが重要との意見もありました。
合流する、しないだけが問題ではありません。
何を実現するために、誰とどう力を合わせるのか。
理念、政治の力学、政策、それらをすべて包含して、どうすれば国民の皆さんに「政権を任せたい」と思っていただける政治勢力をつくれるのか。
当然のことですが、これが大きなポイントです。

私が実現したいのは、主権者である国民本位の政治です。
GDPが大きくなることも、税収が増えることも、企業が成長し利益を上げることも大切です。
しかし、それ自体が政治の最終的な目的ではありません。
どれほどGDPが大きくなっても、税収が増えても、大企業が利益を上げても、その一方で多くの国民が豊かさを実感できず、将来への不安を抱え、不幸せであるならば、それでよい政治とは言えません。
経済の成長や企業の利益が、働く人の所得や暮らしの安心、教育、医療、福祉、地域の豊かさにつながり、一人ひとりが自分らしい人生を送ることができる。
多くの国民が、豊かさと幸せを実感できる社会をつくる。
私は、そのための政治を実現したいと思っています。

そして、その大前提が、主権者である国民の皆さんに必要な情報がきちんと開示されることです。
都合の悪い事実を隠さない。公文書を改ざんしない。国会で嘘をつかない。判断の根拠を明らかにする。
主権者が正しい情報を得て、自ら考え、判断できる政治。
情報公開と、嘘のない政治。
これが、私が政治をする上での原点です。

もちろん長く続いた自民党中心の政権が、国民生活の改善に取り組んでこなかったわけではありません。しかし、私が目指す政治が十分に実現されたとも思いません。
第一に、経済の成果が国民一人ひとりの豊かさにつながっているのか。企業収益や税収が増えても、実質賃金が伸びず、多くの国民が暮らしの豊かさを実感できなければ十分とは言えません。経済を大きくすることは手段であり、国民を豊かにすることが目的です。
第二に、主権者に対して正直で、情報をきちんと開示する政治だったのか。森友問題での公文書改ざんなどは、国民が政治を判断するための情報そのものを損なう重大な問題でした。

私が求めているのは、単に自民党に代わる大きな塊ではありません。
国民本位で、経済の成果を暮らしの豊かさにつなげ、情報を隠さず、嘘のない政治を実現することです。

では、その政治を実現するために、どのような政治勢力をつくるのか。
正直に言えば、今の私に完成した答えがあるわけではありません。

これまで私は、野党が大きな塊になることが、そのための最も現実的な道だと考え、9年間取り組んできました。
しかし、その道が難しくなった今、これまでと同じことを繰り返すだけでは前には進めません。
もちろん、可能な限り大きな政治勢力をつくる努力は続けます。しかし、大きな塊をつくること自体が目的ではありません。
だからこそ、もう一度、原点から考えます。
どんな社会をつくるのか。そのために何をするのか。それを示す。
そして地域を歩き、一人ひとりの声を聞き、共感と信頼を積み重ねる。
その上で、理念と政策を共有し、その実現のために力を合わせられる人たちを増やしていく。
時間がかかるかもしれません。簡単な道でもありません。
しかし、政党の都合や政治家の事情からではなく、主権者である国民の側から、もう一度、政権の選択肢をつくり直す。
私は、そのために動きます。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【26年8月31日 その6944『逢坂誠二の徒然日記』8641回】

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