徒然日記

暮らしが見えない消費税議論 【26年8月9日 『逢坂誠二の徒然日記』8619回】

今日は、長崎に原爆が投下されてから81年となる「長崎原爆の日」です。
高市総理は現在の非核三原則を堅持していると述べる一方、今後も「持たず、作らず、持ち込ませず」という三原則を堅持し続けるのかについて、明確な姿勢を示していません。
唯一の戦争被爆国である日本の総理だからこそ、今日、長崎の地で「非核三原則をこれからも堅持する」と明確に語るべきではないでしょうか。

昨日も早朝から活動しました。
朝の挨拶、街宣、熊本地震への募金活動、そして街頭おしゃべり会など、一日の予定を無事に終えることができました。
ただ午後には、少し熱中症気味の感覚もありました。
皆さんも、どうか無理をせず、熱中症には十分お気をつけください。
今日も一歩ずつ、地域を歩き、皆さんの声を聞きながら活動を続けます。

1)暮らしが見えない消費税議論
2024年秋の総選挙、2025年夏の参議院選挙、そして今年冬の総選挙。いずれの選挙でも、物価高対策は大きな争点の一つでした。
それだけ長い間、物価高が国民生活を圧迫し続けているということです。
しかし、選挙のたびに物価高対策が叫ばれながら、その後も決め手となる対策は曖昧なままです。国民の皆さんが、暮らしが楽になったと実感できる状況にはなっていません。

こうした中、この2月以降、与野党の多くが消費税減税を掲げ、その先には給付付き税額控除の導入も議論されてきました。
消費税減税は、物価高の中で広く国民の負担を軽減するための手段です。一方、給付付き税額控除は、所得の低い方ほど負担が重くなりやすい消費税の逆進性を緩和し、負担の公平性を高めるための仕組みです。
目的は、「消費税を下げること」ではありません。
物価高から暮らしを守り、負担をより公平にすることです。
ところが、今の高市内閣の議論を見ていると、その目的が見えにくくなっています。

政府は2027年4月から2年間、食料品の消費税率を8%から1%に引き下げる方針ですが、年間約5兆円の減収に対する安定財源が問題になっています。
しかし、2年間で約10兆円の時限的な減税に、なぜ恒久的な安定財源が当然のように求められるのでしょうか。
もちろん、財政への影響を考えなくてよいということではありません。10兆円をどう賄うのか、2年後にどうするのかは明確にする必要があります。

一方で、国の一般会計税収は、この10年余りで大きく増加しています。税収が減るときには「社会保障をどうするのか」と強く問われるのに、税収が増えたときには「社会保障をどう充実させるのか」という議論が同じような強さで行われないことにも、私は違和感があります。

さらに気になるのは、給付付き税額控除の議論です。
本来なら、当面は消費税減税で物価高による負担を軽減し、その間に給付付き税額控除の制度を整え、より公平な仕組みへ移行する。そんな道筋を国民に示すこともできるはずです。
ところが今は、消費税を何%にするのか、財源をどうするのかという議論ばかりが先行し、給付付き税額控除も先送りされるように見えます。
これでは、いつの間にか消費税減税そのものが目的になってしまいます。

政治が最初に見るべきなのは、
スーパーで買い物をする人、光熱費を気にしながら暮らす人、子育てをする家庭、年金で生活する方、賃金が物価上昇に追いつかない方々の暮らしです。
誰が物価高に苦しんでいるのか。
その負担を、いつまでに、どれだけ軽くするのか。
まず、この問いに答えるべきです。
消費税減税も、給付付き税額控除も、そのための手段です。

物価高対策の議論が始まって、もう随分と時間が経ちました。
税率や財源の議論に終始するのではなく、もう一度、政策の原点である「国民の暮らし」に立ち返る必要があります。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【26年8月9日 その6922『逢坂誠二の徒然日記』8619回】

#逢坂誠二 #歩く歩く聞く聞く
#函館

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. 円安から円高にする為替介入で輸入品が下がり商品が下がったでしょうか?商品は毎月上がり円高になっても器具用は価格は変えず様子見ですか?
    何のために為替介入をしたのでしょうか?
    2024年4月末~5月末に約9.8兆円、2024年7月前後に約5.5兆円、2026年4~5月に約11.7兆円と、2022年以降の円買い介入総額は少なくとも30兆円超のお金を使っています。
    日本の世帯数は、直近の国勢調査(2020年・令和2年)時点で、一般世帯が約5,570万5千世帯、1世帯当たり人員は約2.21人の半分の2,785万2500世帯に月10万円12か月給付したら33兆4千億円、月5万円ならその半額16兆7千億円、為替介入と世帯給付をしてほしいですね、企業に補助するとともに苦しんでいる世帯にも補助をしてほしいですね。
    近所のローソンでおにぎり2個買ったらお茶のペットボトルを1本プレゼントをやっているが、そんなことせずその期間おにぎり1個50円値引きしたらと思う。消費者はお金の支出を抑えたい。
    若い人が車を持たなくなっているが、今後携帯を持たない人も増えるのでは、日本はますます人口減少に向かいそうですね。
    経済的に若い人は結婚できないですね。

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