徒然日記

悪夢の高市内閣【26年7月18日 『逢坂誠二の徒然日記』8597回】

今週も街頭に立ち、地元回りをしています。今日の函館は、朝から雨の予報でしたが、雨の降り始めは午後になりそうです。

1)悪夢の高市内閣
昨日、再審法改正、皇室典範改正、国旗損壊罪新設法の三つの法律が成立しました。私には、悪夢を見ているかのような思いです。

まず、再審制度を見直す改正刑事訴訟法の成立についてです。再審議連の前幹事長として、この結果は極めて残念でなりません。
議連が目指した、検察官抗告の全面禁止や実効的な証拠開示は大きく後退しました。今回の改正では、抗告の例外が残され、証拠開示も限定的なものとなっています。制度が前進した部分もありますが、この内容では、現在の再審制度以上に再審開始が進まなくなることさえ懸念されます。
この法案に、一部野党を含め、自民党をはじめとする各党が賛成したことには大きな疑問を抱いています。自民党内でも激論があったと伝えられていましたが、議連案に反対し、最終的にこの内容で成立したことは理解に苦しみます。
えん罪は、国家による重大な人権侵害です。再審は、その誤りを正す最後の砦です。私は、真のえん罪救済につながる再審制度の実現に向け、今後も制度改善を求め続けます。

皇室典範の改正は、皇位継承と皇室の将来に関わる極めて重要な問題です。
それにもかかわらず、国民的な議論や十分な説明が尽くされないまま、拙速に成立したことを大変残念に思います。
とりわけ、旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎え、その子に皇位継承資格を認める制度を盛り込んだことは、安定的な皇位継承のあり方そのものに関わる重大な変更です。本来、「皇族数の確保」とは切り分けて議論すべき課題でした。
衆参両院の正副議長のもとで積み重ねられてきた「立法府の総意」では、この問題は議論の対象外とされていました。その総意を損なう形で制度改正が行われたことは、国会の合意形成のあり方としても大きな問題です。
皇室制度は、一時の政治状況に左右されるべきものではありません。幅広い国民の理解を得ながら、静かで丁寧な議論を積み重ねることこそ必要です。
私が現在の皇室制度の基本的な枠組みを維持することを前提にこの問題を考えるのは、皇室に関する議論が国民の間に大きな分断を生んではならないと考えているからです。現状にもさまざまな課題がありますが、制度を急激に変更することには慎重であるべきです。こうした問題は、大声で主張し合うのではなく、静かで丁寧な議論を重ね、できるだけ幅広い理解を得ながら結論を導くことが大切だと考えています。

国旗損壊罪新設法の成立にも、大きな危惧を抱いています。
法律は、本当に必要な場合に、その必要性を明確にしたうえで制定されるべきです。しかし、今回の法案では、国旗損壊を新たに処罰しなければならない立法事実が十分に示されたとは言えません。
さらに、「人に著しく不快または嫌悪の情を催させるような方法」といった曖昧な表現は、恣意的な運用や表現の自由への萎縮を招くおそれがあります。
国旗を大切に思う気持ちは、多くの国民が共有しています。その思いは、刑罰によって育まれるものではなく、民主主義や自由、人権を尊重する社会の中で培われるものです。
基本的人権、とりわけ表現の自由に関わる法律だからこそ、より慎重で丁寧な議論が必要でした。今回の成立は、将来にわたって表現の自由に影響を及ぼすおそれがあります。

これほど問題の多い法案が次々と提出される国会を、私はこれまで見たことがありません。国会の状況を見るたびに、胃のあたりが痛くなる思いです。
社会の分断や閉塞感は、急速に深まりつつあるように感じます。しかし、どれほど厳しい状況であっても、政治は社会に希望を示さなければなりません。
そのために私は、歩き、考え、書き、発信し、皆さんの声を聞き続けます。そして、人材を育て、一次産業の基盤を強化し、人と地域、そして国の土台を着実に築いていきます。

民主主義は、一度損なわれれば、取り戻すのに長い時間がかかります。だからこそ、目先の出来事に振り回されるのではなく、日本の未来を支える基礎を一つひとつ積み重ねていきます。
希望は、待つものではありません。自らつくり出すものです。私は、その歩みを、これからも決して止めることはありません。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【26年7月18日 その6900『逢坂誠二の徒然日記』8597回】

#逢坂誠二 #歩く歩く聞く聞く
#函館

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. 私も言い続けます。
    車について
    飲酒者が運転席についたら、検知し動かない車にする。
    時速30kmオーバーしたらそれ以上速度が出なくする。
    ガソリン1リットル100km走る車にする。
    電気について
    自宅に扇風機型の発電設備を設け自家発電し自宅の電力を賄う。
    など技術者よ頑張れ

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