徒然日記
記録が残らない日本【26年5月15日 『逢坂誠二の徒然日記』8533回】
昨日、米中首脳会談が行われました。そのことについてはいずれ言及します。
1)寅沢風力発電計画
昨日、寅沢風力発電計画に関し、事業者の方から話を伺いました。詳細は後日、報告したいと思います。
方法書では水環境に関し、水の濁りだけが調査項目とのことでした。有害物質、水量の減少などは調査対象外です。水に関して、多くの方の懸念があるのですが、これで心配に応えられるとは思われません。
事業者の方には、事業の実施は相当に厳しいと受け突めていると、伝えさせて頂きました。
2)記録が残らない日本
森友、加計、桜を見る会――。
これらの問題を追及する野党に対して、「スキャンダルばかりだ」とのレッテルを貼ろうとする声があります。あきれたことに、一部マスコミも、その論調を繰り返しています。
しかし、これらは単なる不祥事追及ではありません。私は、昨日、一昨日と触れたウォーターゲート事件とも重ねながら、日本の民主主義の根幹に関わる問題だと考えています。
民主主義において本当に重要なのは、「何が、どのように決められたのか」を、後から検証できることです。
そのためには、意思決定の過程が記録として残されていなければなりません。
ところが日本では、重要政策でさえ、その決定過程が十分に記録されていないケースが相次いでいます。
例えば、紙の保険証廃止です。
なぜ、どのような議論を経て、誰が、どの段階で廃止を決めたのか。その経過は、未だに明確ではありません。しかも政府答弁を見る限り、将来にわたっても全容が明らかにならない可能性すらあります。
しかし、この唐突とも言える制度変更によって、自治体現場では資格確認書類の発行をはじめ膨大な追加事務が発生しました。国民にも、多くの混乱や不便を強いています。
本来であれば、
「なぜその判断に至ったのか」
「他の選択肢は検討されたのか」
「現場負担はどの程度想定されていたのか」
を、後から検証できなければなりません。
ところが、記録が残されていなければ、検証そのものができません。
つまり、失敗があっても、その原因を分析できず、将来に教訓を残すこともできないのです。
民主主義とは、「決めること」だけではありません。
決定の経過を記録し、後から検証可能にすることによって、権力にも説明責任が生まれます。
記録が残らない社会では、歴史から学ぶことができません。
それは、民主主義の劣化そのものだと、私は強く感じています。
ウォーターゲート事件の後、アメリカでは、アメリカ国立公文書記録管理局の権限強化や、大統領記録法の制定など、大統領記録を勝手に廃棄・隠蔽させないための制度整備を進めました。
つまりアメリカは、事件を単なる「政治スキャンダル」として消費せず、「民主主義をどう守るか」という制度改革につなげたのです。
それに比べ、日本では、民主主義の根幹に関わる問題でさえ、「またスキャンダルか」と矮小化されがちです。
私は、この彼我の差を、極めて重く受け止めています。
私がこの問題に繰り返し言及するのは、公文書や記録の問題が、日本の公的活動の基礎に関わる課題であり、さらに日本社会が抱える多くの問題に共通する根本課題だと考えているからです。
記録が残らなければ、検証ができません。
検証ができなければ、改善もできません。
そして改善ができなければ、同じ失敗を繰り返します。
民主主義とは、本来、「記録し、検証し、改善する」という不断の営みの上に成り立つものです。
だからこそ私は、日本の記録のあり方、公文書の問題に、これからも粘り強く、真正面から取り組んで参ります。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【26年5月15日 その6836『逢坂誠二の徒然日記』8533回】
#逢坂誠二 #歩く歩く聞く聞く
#中道 #函館
本日の日記を読ませていただくと、日本の政治や行政はお粗末ですね、私は39年社会人として働き、退職後10年再社会人として働いていますが、仕事がうまくいって当たり前、問題が起きれば常に記録(いつ、どこで、誰が、どうした、結果は)し経過を重んじ問題解決に取り組んでいます。1日で終わる案件や、数日かかる案件もあります。失敗や問題から学ぶことは今も多いですね。
日本の自民党さんはどうしたのでしょうかね、昔の政治家は日本のためにこうしなければならないと信念を持った方がいましたが、今は日本のため世界のために日本はこうあらねばならないと行動しているのか?
ヤフーニュースで緊迫した中東情勢が続く中、政府が2026年度補正予算案の編成を検討していることが14日、わかった。家計の負担軽減のため、今夏の電気・ガス料金への補助の再開を検討する。3月に再開したガソリン補助金も続ける方針で、財源に限りがあるため補正予算で手当てを図る。複数の政府関係者が明らかにした。とありました。家庭にも直接届く補助をお願いします。(例えば年収500万円以下1家庭10万円)本日はここまでにします。