徒然日記

原子力の新規制基準見直し【26年2月20日 『逢坂誠二の徒然日記』8449回】

午前4時の都内、多少雲がありますが、星も見えます。1度程度。日中も晴れ、11度になる見込みです。早朝の便で帰函します。

1)原子力の新規制基準見直し
原子力規制委員会は、原発に設置が義務づけられているテロ対策施設(特定重大事故等対処施設)の設置期限を見直す方針を決めました。

現在は工事計画認可から5年以内に完成しなければ運転できない仕組みですが、期限までに完成しない原発が相次いだため、期限延長などを含めて検討するとしています。山中伸介委員長は「5年以内という期限には無理があった」と述べました。

福島第一原発事故の教訓から生まれた新規制基準。その中核の一つが、テロなどに備える特重施設です。万が一の際に原子炉を守る最後の砦とも言える設備です。その設置を義務づけ、「期限までに完成しなければ運転できない」としたことは、規制の実効性を担保するための強い意思表示だったはずです。

ところが、工事が間に合わない原発が相次いだことを受けて、期限そのものを見直す方向に舵を切りました。確かに、現実の工事には様々な困難が伴います。資材不足、人手不足、設計変更。そうした事情があったことは理解できます。しかし、それでもなお疑問が残ります。守るべきは、事業者の事情なのか、それとも国民の安全なのかという点です。

今回の見直しによって、テロ対策施設がないままでの運転期間が長くなる可能性があります。国民の安全を守るという点では、安全側ではない方向への見直しです。

期限を設けたのは規制側です。結果として「守れなかったから延ばす」という形になれば、規制の信頼性は揺らぎます。規制基準は、一度緩むと元に戻すことが難しい分野です。

規制の独立性と厳格さは、原子力政策の根幹です。現実とのずれを修正すること自体は否定しませんが、その説明責任と透明性が何より重要です。福島の教訓を風化させないためにも、今回の見直しが単なる事業者救済と受け止められないよう、徹底した議論と情報公開が必要だと強く感じています。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【26年2月20日 その6752『逢坂誠二の徒然日記』8449回】
ohsaka.jp/support.html
go2senkyo.com/donate/agree/123556
#逢坂誠二 #歩く歩く聞く聞く
#中道 #函館 #五稜郭

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

記事に投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です