徒然日記
愚かな純粋【26年2月18日 『逢坂誠二の徒然日記』8447回】
1)愚かな純粋
2005年、私が国会へと活動の軸足を移した理由はいくつかあります。その大きな柱の一つが、日本の民主主義をより確かなものにしたい、という思いでした。
*徹底した情報公開
*適切な記録と公文書管理
*そして、熟議
こうした方針を胸に、公文書管理法や国と地方の協議の場法の制定をはじめ、さまざまなことに取り組んできました。
しかし今、振り返れば、私の基本姿勢はあまりにも純粋すぎる理想だったのではないかと思っています。
とりわけ第2次安倍政権以降、政府の姿勢は、私が目指してきた民主主義の姿とは対極にあるものでした。
公文書の改竄、廃棄、隠蔽。国会での虚偽答弁。民主主義の土台を揺るがす事態が続きました。私はそれを強く批判し、改善を求め続けてきました。
そのことを当然の指摘として受け止めてくださる方も少なくありませんでした。
しかしある時期から、それは「スキャンダル追及」に過ぎないとの評価を受け、逆に批判の対象となる場面も見られるようになりました。
民主主義を確かなものにすることは、多くの方に共有される課題ではないということなのだと思います。
今回の選挙結果の責任は、すべて私にあります。
熟議を深める時間設定を避け、政策の核心を十分に語れなかった選挙。そのあり方は、私が理想とする民主主義とはかけ離れたものでした。
しかし、それが現実です。
しかも、民主主義が健全であるかどうかとは無関係に、あえて歪んだ状況をつくり出すことを望む人々が、権力の側にいるという現実です。
その方々にとって最重要なのは、健全な民主主義ではなく、目の前の権力闘争なのかもしれません。
その中で、私の目指す道は、愚かなほど純粋に見えるでしょう。
けれども、国民の暮らしと国の将来を考えたとき、私はやはり、この愚かすぎる純粋こそが最も大切なものだと痛感しています。
目の前に広がる現実と愚かすぎる純粋の両立を目指して歩みます。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【26年2月18日 その6750『逢坂誠二の徒然日記』8447回】
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