徒然日記
コロナ対策の検証(逢坂誠二の徒然日記)
午前4時の都内、雲が少なく星が見えています。気温は氷点下1度程度です。日中も晴れ、13度程度まで上がる見込みです。今日は、都内で会議に出席後、札幌、函館、そして最終便で上京の予定です。
1)コロナ対策の検証
2020年1月、日本国内で初のコロナ感染者を確認が確認され、2月にはクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」で集団感染発生しました。あれから5年が経過しました。
この間、政府、自治体、民間団体などをはじめ様々な取り組みが行われ、何とか今をむかえています。
今後、こうした事態が再発生する可能性は十分にあります。5年を経過した今、改めてコロナ禍の日本政府の取り組みを検証し、将来への備えをしなければなりません。しかし政府の検証作業は一部を除き、必ずしも十分なものとは思われません。(一部とは、例えば以下 http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/coronavirus_yushiki/pdf/corona_kadai.pdf )
本来、国会がこうしたことについても積極的に対応すべきと思うのですが、残念ながら日本の国会はそうした機能を十分に果たす雰囲気も取り組みも見られません。そこで、今後は私個人で少し取り組んでみたいと考えております。以下はコロナ対策を検証するためのポイントの案です。
==日本のコロナ対策を検証する際のポイント案==
政府のCOVID-19対策を客観的に検証するためには、政策が機能したか、迅速に行われてたか、経済や社会への影響など、複数の観点から評価する必要があります。
1. 初動対応の迅速性
*最初の感染報告(2020年1月)から政府の対応までのスピードは適切だったか?
*中国・武漢での流行情報を受けて、入国管理や検査体制の強化が迅速に行われたか?
*ダイヤモンド・プリンセス号の対応は適切だったか?
*学校の一斉休校の措置の効果と課題は?
2. 感染拡大防止策は機能したか
*緊急事態宣言やまん延防止等重点措置は感染抑制に効果があったか?
*行動制限の基準や期間は適切だったか?(過剰・不十分ではなかったか)
*マスク、ソーシャルディスタンス、イベント制限などの政策は有効だったか?
*医療崩壊を防ぐための施策(医療機関の支援、病床確保)は適切だったか?
3. 医療体制の整備
*感染拡大に対応するための病床確保、医療従事者支援が適切に行われたか?
*PCR検査体制の拡充は十分だったか?(検査の受けやすさ、結果の速さ)
*軽症者向けの療養施設(ホテルなど)の確保は十分だったか?
*医療崩壊を防ぐための制度(医師の増員、診療報酬の調整など)は機能したか?
4. ワクチン・治療薬の確保と接種体制
*ワクチン確保のスピードは適切だったか?(海外と比較してどうか)
*ワクチンの接種体制(予約システム、接種場所の確保)はスムーズだったか?
*ワクチンの効果、副作用、接種促進のための広報活動は十分だったか?
*治療薬(抗ウイルス薬、抗体カクテル療法)の確保と普及は適切だったか?
5. 経済支援策の効果
*特別定額給付金(一律10万円)の効果と支給の時期は適切だったか?
*事業者向けの持続化給付金、雇用調整助成金などは有効だったか?
*「Go To トラベル」「Go To イート」などの経済活性化策は適切だったか?
*支援金の申請手続きの簡素化や支給スピードは十分だったか?
6. 政府の情報発信と国民の協力
*政府の発表(感染状況、対策方針)は、分かりやすく伝えられたか?
*フェイクニュースやデマ(ワクチンに関する誤情報など)への対応は適切だったか?
*国民の協力を得るための説明や呼びかけは効果的だったか?
*COCOA(接触確認アプリ)などのデジタル技術の活用は成功したか?
7. 国際比較と日本独自の対応
*他国(米国、欧州、韓国、台湾など)と比較して、日本の対応は効果的だったか?
*日本の死亡率の低さは政策の成果なのか、国民の行動(マスク着用・衛生意識)の影響なのか?
*日本のワクチン政策や経済支援策は、他国の成功例・失敗例を適切に参考にしたか?
8. 法制と国会の対応
*日本の法制度は適切だったか?
*国会でのコロナ対策の議論が十分だったか?
*野党・与党の協力体制は機能したか?
*コロナ関連法案の審議スピードは適切だったか?
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以上のようなことが考えられますが、私一人で全てを網羅するのは不可能です。少しポイントを絞って、検証したいと考えています。本来は、国をあげて検証すべきことですが。
【25年2月12日 その6381『逢坂誠二の徒然日記』8078回】
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こんにちは。
「新型コロナ禍」、既に過去形で語るべきこともありますし、
また、検証となれば過去の事でもあるでしょうが、新型コロナ感染症は
未だ終息せずですから、今後の対策のために検証という事になると思います。
学ばれた薬学とそれに関わり人脈にも多く参画を求め、正しい新型コロナ対策
が講じれらることを願っております。なお、新型コロナウィルスの事でしたら、
東大医科研の河岡さん(北大獣医学部・院)が詳しいと思います。
いつでもどこでも出来る無償検査と抗ウィルス薬などの無償提供。
社会・経済を廻しながら人類が生き延びるには、これしかないようです。
うらべ
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