徒然日記

えん罪は今もあるのです(逢坂誠二の徒然日記)

【24年11月22日 『逢坂誠二の徒然日記』7996回】
今日は小雪です。夜明け前の都内、雲はなく、天頂付近に下弦に一歩手前の月が見えます。朝は7度程度、日中は18度、晴れの予報です。スッキリして気持ちの良い朝です。

1)えん罪は今もあるのです
2020年3月、横浜市の化学機械メーカー「大川原化工機」の社長など3人が軍事転用可能な機械を不正に輸出した疑いで警視庁公安部に逮捕され、3人は約11か月もの間身体拘束されました。しかし第1回公判直前の202年7月30日に検察官が公訴の取消しをしました。この事件は、完全なえん罪だったのです。

この件に関し、20日、当時の公安部の捜査員3人が、逮捕後に作成した元取締役の取り調べの調書を破棄していたなどとして、書類送検されました。

警視庁によれば、取り調べ中に作成した「弁解録取書」という調書を、裁断機で裁断したなど、公用文書毀棄などの疑いがあるといいます。この事件の取り調べは本当に酷いものだったことが判明していますが、警視庁は今回の捜査員3人が調書を故意に破棄したかどうかは明らかにしておりません。

えん罪という言葉を聞くと、昔のことにように感ずる方も多いと思いますが、この事件の発生は、たった4年前のことです。えん罪は、今もあるのです。

大川原化工機事件の経過を丁寧に追跡して、捜査機関による事件のねつ造が二度と繰り返されることがないよう法整備などを進めなけらばなりません。

【24年11月22日 その6299『逢坂誠二の徒然日記』7996回】
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