徒然日記

職の安定と見通しのある賃金/逢坂誠二 #7828

【24年6月7日 その6131『逢坂誠二の徒然日記』#7828】
午前4時、都内は既に明るくなっています。今日も空全体に雲がありますが、雨が降る雰囲気ではありません。朝の気温は19度。日中は26度程度の見込みです。夕方には晴れる見込みですので、月齢1日の月が見えるかもしれません。

1)職の安定と見通しのある賃金

合計特殊出生率:1.20(最低)
出生数:72万人(最少)
死亡数:157万人(最多)
婚姻数:47万組(最少)
第1子出産年齢:31.0歳(過去最高)
人口の自然減:84万人(過去最高)

以上は、5日に厚労省が発表した昨年の人口動態統計(概数)です。

大きく報道もされましたので、ご承知の皆さんも多いと思います。

1949年の約270万人が出生数のピークです。200万人も出生数が減っています。

婚姻数のピークは1972年の約110万組で、現在はその半数以下になっています。

これらの数値を見ると絶望的な気持ちになります。また一昨日、総理の異次元の少子化対策の具現化として、子ども子育て支援法が成立しました。しかし、これによる対策は、子育て支援が多く、少子化の改善につながるとは思われません。

今、必要なのは、職の安定や見通しのある賃金、若い皆さんの労働環境の改善です。

しかしこれを目指した政策は十分ではありません。私は、こうした分野に力を入れて参ります。そうしなければますます出生数は減ってしまいます。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2024.6.7===
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皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちは。

    日本は、この30年間、少子化推進策を延々と続けてきたと言え
    そうですね。”小泉・竹中改革”が発端でしょう。罪は重い。

    ――――――――――――――――――――――――――――
    『224 非正規労働ばかり増える日本 – 雇用形態別労働者数の推移』

    女性や高齢労働者が増加する中で、非正規雇用の労働者が大きく
    増加しているようです。正規職員・従業員についてはむしろ減少
    していますね。ちょうどバブル崩壊の1990や1997年あたりを
    転換点として、労働形態の構成も大きく変化を始めたように
    見受けられます。

    若年世代から労働人口が減っていく中で、1人あたりの生産性と
    対価を向上させて対応していくのが本来の姿と思います。しかし、
    日本で起こっているのは、安い仕事を安いままにして、それを
    安い労働力で賄おうという逆の方向性のように見えます。

    今後本格的に人口減少が進み、特に働き盛りの40代が減って
    いきます。このようなビジネス観のままだと労働者も困窮して
    いきますし、事業者側も事業の継続性が確保できないようにも
    思えます。

    https://ogawa-tech.jp/2022/07/01/nonregular-work/
    ―――――――――――――――――――――――――
    うらべ

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