徒然日記
23年5月26日 その5753『逢坂誠二の徒然日記』(7450)
1)温暖化対策は待ったなし
昨日、超党派議員で構成する「カーボンニュートラルを実現する会」の勉強会に出席しました。
以下、その際のメモです。
*人間の影響により既に摂氏 1.1度程度気温が上昇している
*温暖化が進むと以下の現象が発生する
年最高気温が上がる、土壌水分量が減る、年最大降水量が増えるなどの極端現象が増える
生物種の損失リスク、高温・高湿による死亡リスク
農産物、水産物の収量が減る
海面上昇が続く(2300年には15m上昇するとの予測もあり)
*温室効果ガス排出量の少ない人たちが深刻な影響を受ける
*現在の排出削減ペースは全く足りていない
*排出削減の手法が存在しており、かなりの部分は安価
(太陽、風力、車や家電の効率化など)
*脱炭素化への転換は、やらなければ人類にとって酷いことになるし、早くやった方が絶対に良い
*そのために必要な資金も、技術の大部分も人類は持っている
*今すぐ急に舵を切らないと、実現不可能になってしまう
==以上、メモ終了==
いわゆる「ゆでガエルの話」というのがあります。
カエルをいきなり熱湯に入れると驚いて逃げ出します。ところが水に入れて徐々に暖めていくと熱くなっていくことに気づかずゆで上がってしまうという話です。つまり急な変化には気づきやすいが、ゆっくりとした変化には気づきにくく対応が手遅れになってしまうことへの教訓のような話です。
以前から私たちは温暖化に対して、ゆでガエルであるとの指摘が多くの皆さんから行われていました。もう既にお湯は熱湯に変化しつつあります。今すぐ急に舵を切らねばなりません。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.5.26===
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お疲れ様です。
>*人間の影響により既に摂氏 1.1度程度気温が上昇している
「地球温暖化の半分は自然変動で説明できる」と主張する専門家の意見は、
IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の執筆者の見解とは異なる主張となる為、
日本では認められていない様ですね。
「温暖化は人為的なCO₂排出が主因」とする見解の専門家が、その分野で影響力が大きいと、
その意見とは異なる意見は、間違った見解として扱われる様ですね。
しかし、その分野で支配的な見解だったとしても、
別分野、政界において、何の検証も無しに、ただ受け入れるだけでは、政治家が国民から必要とされなくなってしまう様に感じます。
(参照)田中博「科学は噓をつかない。でも科学者は噓をつく」
https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/060900083/060900002/
>*温室効果ガス排出量の少ない人たちが深刻な影響を受ける
>*脱炭素化への転換は、やらなければ人類にとって酷いことになるし、早くやった方が絶対に
ドイツのマックス・プランク研究所は「気温上昇と実測値を一致させるために地球気候モデル(略)をどう調整したかという記録を、我々は残している。」と述べている様なので、深刻な影響について、一度、検証した方が良いのではないかと思います。少なくとも、どういった「バタフライエフェクト」が起こるのか程度は、検証してからでも遅くは無い気がします。
今の勢いで温暖化が進むかどうかは分からない様ですし。
(参照) 地球温暖化の「常識」を科学的に証明することは困難。そもそも二酸化炭素が増えること自体は、とりたてて懸念材料というわけでもない
https://diamond.jp/articles/-/307861
(参照) CO2増で温暖化進むと思う人が科学的にマズい訳
https://toyokeizai.net/articles/-/642296?page=5