徒然日記

23年3月15日 その5681『逢坂誠二の徒然日記』(7378)

夜明け前の都内、気温は7度程度、空には薄雲です。日中は晴れ、気温18度の見込みです。今日は下弦の月です。昨日、都内で桜が開花しました。これは全国で最も早く、平年よりも10 日早い開花です。桜が開花してなぜかそわそわしています。

1)ハチが刺した程度か?

アメリカでリーマンショック以来、最大規模となる銀行破綻が2件続きました。一つは総資産28兆円の「シリコンバレーバンク」、もう一つが同 14兆円の『シグネチャー・バンク』です。

この件に関し、バイデン大統領が急遽「預金は全額を保護する」と表明。本来、アメリカで保護される額は3千万円程度だと言いますので、大判振る舞いです。これはリーマンショックのように、銀行の連鎖倒産を避けるため早めの対策で、評価する声も多いようです。これで一応、火消しをした雰囲気に見えます。今回の破綻の引き金は、FRB による金利引き上げですが、今後、他行への波及はないのかどうかは不透明です。

このことによって日本では円高傾向になると思われますが、それ以上の影響については、軽視せず、注意深く備える必要があります。というのも2008年のリーマン・ブラザーズ銀行が破綻した際、当時の経済財政担当相は「日本にももちろん影響はあるが、ハチが刺した程度。これで日本の金融機関が痛むことは絶対にない。」と楽観視する発言をしたのですが、その後、連鎖倒産が続き、日本経済にも大きな影響があったからです。今の日本の金融の状況は一寸先が闇です。

さあ今日も ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.3.15===
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