徒然日記
22年10月26日 その5541『逢坂誠二の徒然日記』(7238)
星は一つも見えません。
気温は11度。日中は18度の見込みです。
1)改めて山際大臣の辞任
昨日の衆院本会議は、異例の展開となりました。
一昨日の山際大臣の辞任を受け、
総理がその件について本会議で発言することになったのです。
その後、野党4党が3分間の発言を行い、
それに対し、さらに総理が発言をするという、
これまでに実施したことのない展開です。
一昨日の予算委までは、総理は更迭を否定、
山際大臣も「記憶にない」を連発するのみです。
こんな不誠実な答弁をした委員会終了から、
僅か2時間程度で辞任発表となりました。
予算委を完全に愚弄する結果となったのです。
この点について抗議をした結果、
総理が説明し、各党が発言することになったのです。
私の知る限り、こんな本会議は初のことです。
私がその発言を行うこととなり、急遽の本会議登板となりました。
==私の発言は以下です==
皆さん、旧統一教会には、日本人に贖罪を強いるという考え方があります。
日本が過去、韓国を支配していた罪を償うために、
日本人から金を集めて韓国に貢ぐべきというものです。
この実践として、宗教に名を借りて、多額の献金をさせたり、
霊感商法などを行ったり、旧統一教会は多くの日本人を苦しめています。
岸田総理は、この団体と縁を断つことを明言しました。当然のことです。
縁を断つためには、徹底的な調査が必要です。
しかし岸田総理は、あくまでも議員個人の自己点検だけに拘って、
真相解明から逃げ続けています。
昨夜、山際大臣が辞任を表明しました。「遅すぎます」。
山際大臣は、「記憶がない」、「記憶がない」、「記憶がない」を連発し、
その不誠実極まりない答弁に、国民は呆れ果ててしまいました。
「総理」、8月の内閣改造時に、山際大臣から
旧統一教会との関係を聞いていたのかいなかったのかハッキリと答弁下さい。
総理は、山際大臣に騙されたのではないですか。
今、物価高に多くの国民が苦しみ、一刻も早い対応が必要です。
山際大臣の辞任で昨夜の経済財政諮問会議が延期になるなど、
国民の生活を守る対策が先送りされるおそれがあります。
岸田総理が早く山際大臣を更迭していれば、この事態にはなっていません。
今回の混乱は、山際大臣の更迭を決められない岸田総理が引き起こしたものであり、
その責任は重大です。「総理」、如何ですか。
旧統一教会との関係を確実に断つために、
自民党と旧統一教会との、これまでの関係を隠し続けることは許されません。
旧統一教会関連団体と政策に関する文書を取り交わしたり、
選挙応援を受けたりしている議員の存在が明らかになっています。
このような議員が政府の一員として、
旧統一教会に対して有利な判断をすることがなかったのでしょうか。
できないと言われていた旧統一教会の名称変更に関し、
政治家が無理強いしたことはなかったのでしょうか。
これらに対する徹底した調査を強く求めます。
あわせて未だに貝のように口を開かない細田衆院議長の記者会見も必要です。
加えて被害者の皆さんを救済するための法律の今国会での成立が不可欠です。
また政府による旧統一教会の解散請求も年内に行う必要があります。
この確実な実施を、「総理」、約束できますね。
以上、「総理」、国民の皆さんに答弁下さい。
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しかし総理の答弁は、木で鼻を括ったような、
何の熱量も説得力もないものでした。
折角の機会ですから、総理も語れば良かったと思うのですが、
自分の言葉で喋ることができないのが総理の弱点に見えます。
木で鼻を括る:ひどく無愛想にもてなす
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.10.26===
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