徒然日記
20年12月4日 その4851『逢坂誠二 の徒然日記』(6548)
東京の朝の気温は6度程度。
日中は13度程度になる見込みです。
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昨日、原子力特別委員会で、
主に原発事故時の避難計画に関する質疑を行いました。
今後につながるいくつかの重要な答弁がありました。
今日は、概要のご紹介だけをします。
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逢坂:
しっかりとした避難計画がない中で
原子力発電所の稼働が実態として進むことはない、
という総理と経産大臣答弁について
更田:
地域の防災計画も
原子炉の安全性等々と
同様に運転のための要件となる
逢坂:
シビアアクシデントと立地決定について
更田:
当時の原子力安全委員会、原子力安全・保安院も
シビアアクシデントは起こりうるということは認識していた
しかしながら、いわゆる安全神話にとらわれていた
地域への説明に際しても、安全対策は万全を期しているので、
シビアアクシデントのようなことは起きない
という説明がなされていたということは事実であろう
逢坂:
以前の避難計画策定の範囲について
更田:
東海第2原発から数キロ圏内に
20年以上住んでおりましたけれども
避難計画等については一切承知しておりませんでした
(避難)計画が対象としている範囲は
現在に比べて極めて小さなものであったというふうに認識
逢坂:
大間原発の許可について
更田:
重大事故及び仮想事故が発生した場合でも、
範囲が敷地内におさまって
当時の基準を満たすことなどを確認した上で、
原子炉の設置を許可したと承知
逢坂:
今の日本の原発は全て2011年よりも前に立地が決められており、
被害の及び範囲、住民が避難しなければならない範囲は、
今の指針に定めるよりも狭かったとの理解で良いか
更田:
私もその通りと認識をしております。
逢坂:
新しい原子力災害対策指針に基づいて、
全ての立地自治体で十分な避難計画が
策定できない可能性があると理解するが
更田:
立地は事故以前に行われていますから、理屈の上では、
想定された事故に対して避難計画の策定が
困難になるということはありえると認識
逢坂:
事実上も(避難計画を)つくれない可能性もあるじゃないか
更田:
規模の想定と、
さらにその地域の状況を考えれば、
可能性としてはゼロではない
逢坂:
最終的に、防災計画が原子力災害対策指針に基づいた、
有効に機能するしっかりした避難計画であるか否か
判断するのは、どの場面の誰か
内閣府副大臣:
市町村防災会議の場で、確認することになる
逢坂:
市町村防災会議で
納得できる計画ができていない段階で、
その計画を地域原子力防災協議会で
確認する作業をやってはならないと思うが
内閣府副大臣:
市町村が、地域防災計画が、
指針等に照らして具体的かつ合理的でない
と考えている段階で、
当該計画を含む緊急対応について、
確認することない
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以上、やり取りの抜粋ですが、
一歩一歩、原子力政策の問題点を
明らかにして行きます。
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今日で事実上、国会が閉会します。
しかしコロナ対策に万全を期するため、
せめて年内一杯は国会の延長が必要です。
我々が提出した特措法改正案の速やかな審議も必要です。
安倍前総理が「桜を見る会」等に関し、
国会で虚偽答弁をした疑いが強くなっています。
政治資金収支報告書に約4千万円の記載漏れがある、
東京地検特捜部が安倍前総理本人の任意の事情聴取を要請した、
こんなことも報道で流れています。
安倍前総理には、こうした一連の不透明なことを
国会で説明する責任があります。
吉川元農水大臣にも在任中の現金受領の疑いが報じられ、
それが事実ならば、贈収賄事件にも発展する可能性があります。
こうした数多の課題に対応するため、
臨時国会を閉じるべきではありません。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2020.12.4===
あなたはまず、人の追及する前にやかましい野次を辞めなさい
人としてまずやることは人の意見や答弁等をじっくり丁寧に聴いて反論しなさい。
罵詈雑言の野次は聞いていて見苦しい
有権者として、あなたを国民の代理人としていて毎回恥ずかしい思いです。
あなたは、ただ国民の代理人しか過ぎないのです。
ならば代理人として恥ずかしくない態度で国会論議に参加することを有権者としてご忠臣申し上げる。
人として素晴らしい態度で臨めば有権者からの支持はあります、現状支持がないのは人としての態度等が大いに関係しています。
立憲民主党には皆通じること
早く改めないと元々少ない支持率や議席は減りますよ。