徒然日記
20年8月10日 その4735『逢坂誠二 の徒然日記』(6432)
昨日は、立憲民主党12区定期大会のため北見入しました。
衆議院議員候補がまだ決まっていない12区は、
今のところ私が暫定支部長なのです。
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「安倍政権のもとで日本の三権分立が崩壊している。
民主主義の危機だという認識のもとで、
野党の統一候補を出してもらいたい。」
昨日の定期大会、それに引き続き国政報告会では、
上記をはじめ色々な意見が出されました。
ご参加頂いた皆さん、有り難うございます。
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日本の研究開発力の凋落傾向が顕著です。
2016〜18年の3年間に、
ネイチャーなどの科学誌の掲載された
年平均154万本の科学論文の分析結果を
文科省科学技術・学術政策研究所が7日発表しました。
論文のシェアは以下です。
1 )中国:19.9%
2)アメリカ:18.3%
3)ドイツ:4.4%
4)日本:4.2%
中国の論文数は、2005年当時は日本と同程度でしたが、
現在は約30万6千本で日本の5倍近く、世界のトップになりました。
また材料科学や化学、工学の分野では、
3割前後を中国が占めています。
この8年間の中国の研究費の伸びは顕著です。
日本や欧米:1〜1.8倍
中国:10倍
中国は世界最多の 32万人をアメリカに留学させています。
もちろん論文は数が多ければ良いというものではありません。
その内容、質が問われるのは当然ですが、
この点でも中国がトップとなる勢いなのです。
他の論文に多く引用される「注目度の高い論文」のシェアが以下です。
1)アメリカ:24.7%
2)中国:22.0%
9)日本:2.5%
日本は論文数では4 位ですが、注目論文は9位です。
日本の注目論文は、20年前は6.1%で4位、 10年前は4.5%で5位。
そして今回は9位と注目論文のシェアの低下傾向が止まりません。
日本の研究開発力の低下は、経済面からも大きな問題です。
今の日本は、社会インフラの老朽化が進むと同時に
災害が頻発しており、公共投資も極めて大切な分野です。
それと合わせて、教育への投資、人口減少への対応、
人を幸福にする経済など、人への投資が必須です。
経済は重要です。
しかし儲け優先主義ではなく、
人に優しい人のために経済であらねばなりません。
そうしなければ、日本の将来は産業面においても
今よりも更に衰退する可能性があります。
私たちが将来への責任として、今、何を行うべきなのか、それは明確です。
自然との調和を前提にしつつ
人間を基軸にした社会を創造することです。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2020.8.10===