徒然日記
19年7月12日 その4340『逢坂誠二 の徒然日記』(6037)
昨日は、福山で森本しんじ参院候補の応援を行った。
今朝は福山駅前で街頭演説を行い、
引き続き森本さんへの支援をお願いした。
これから愛媛に移動し、
午後には永江孝子 参院候補の応援に入る予定だ。
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安倍総理はアベノミクスによって
経済の調子が良いと言っているが、
地元や全国を歩くと、
それとは逆に生活が苦しくなったとの声が多い。
安倍総理はそうした実態に目を向けようとはしないが、
以下の数字を見ると、
国民生活が厳しい状況に置かれていることが分かる。
==アベノミクス6年の「実態」==
●賃金 3.6%の減少
実質賃金指数:2012年=100 → 2018年=96.4
●消費 1割近く低下
世帯消費動向指数(実質):2012年=100 → 2018年=90.7
●雇用 新規雇用の7割(304万人)が非正規
役員を除く雇用者数:5,161万人(2012年) → 5,596万人(2018年)
うち非正規雇用:1,816万人 → 2,120万人(+304万人)
●企業の休廃業・解散数 過去最多、安倍政権で7割増
27,266件(2012年)→ 46,724件(2018年)
●経済成長 名目も実質も低迷
目標:名目3%程度、実質2%程度(10年間の平均)
結果:名目1.8%、実質1.2%(6年間の平均)
●物価上昇目標 2年で2%達成が6年経っても未達
目標:2015年度2% → 2018年度0.8%、2021年度1.6%(見通し)
●年金支給額 9,436円の大幅引き下げ
230,940円(2012年度) → 221,504円(2019年度)
※夫婦2人分の標準的な厚生年金受給額
●生活保護 高齢者世帯は過去最多の89.5万世帯
被保護世帯 158万世帯(2013年4月)→ 163 万世帯(2019年4月)
うち高齢者世帯 70.9万世帯 → 89.5万世帯
●税収 消費税増税が支える「バブル期超えの税収」
1990年度 2018年度
税 収 60.1兆円 → 60.4兆円
うち消費税 4.6兆円 → 17.7兆円(+13.1兆円)※税率3%→8%
所得税 26.0兆円 → 19.9兆円(▲6.1兆円)
法人税 18.4兆円 → 12.3兆円(▲6.1兆円)
●財政健全化 健全化目標達成に失敗、5年先送り
目標:2020年度に基礎的財政収支を黒字化 → 2025年度に黒字化
結果:10.1兆円の赤字(2020年度)※消費税の使途変更による赤字増は1.7兆円
●国の借金 210兆円の増加、先進国最悪の水準
公債残高:670兆円(2012年度末) → 883 兆円(2018年度末)
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これがアベノミクスミクスの現実と言える。
だから我々は、直接、個々人の懐が潤うと同時に
家計支出を抑制する政策を提案している。
具体的には、
サービス残業一掃など
残業代の完全支払い、
官民の非正規雇用、
保育、介護などで働く皆さんの賃金の引き上げ、
中小企業への支援をしつつ最低賃金を引き上げる、
有給休暇取得義務など可処分時間の増加、
医療、介護、保育、障害にかかる
家計支出に上限を設ける総合合算制度の導入などを提起している。
今日もこうした政策を訴えて参りたい。
さあ今日もブレずに曲げずに、
確実に前進します。
==2019.7.12==