徒然日記

19年5月29日 その4296『逢坂誠二 の徒然日記』(5993)

1)悲惨な事件が
昨日朝、川崎市で悲惨な事件が発生した。

スクールバスを待っていた小学生や大人が
次々と男に包丁で刺された。

2人が死亡し17人がけがをした。

犯人の男は、小学生たちを刺したあと
みずから首を刺して死亡した。

男が最初の方を刺してから、
自分の首を刺すまで、
十数秒の出来事だったらしい。

朝の通勤通学時間帯の
信じられない事件だ。

日本社会の変質を痛感する。

子どもたちをはじめ人の命を守るため、
社会全体に不安が広がらないようにするため、
さまざまな方策を考えねばならない。

亡くなった方のご冥福をお祈りすると同時に、
怪我をされた皆さんにお見舞い申し上げます。

2)違憲だが
旧優生保護法の下で
不妊手術を強制されたのは違法だとして、
国に損害賠償を求めた訴訟の判決が
昨日、仙台地裁であった。

法律は憲法違反。
損害賠償は手術から20年の除斥期間が過ぎ、
損害賠償を請求する権利が消滅したと判断。
国会が賠償するための法律を
作らなかったことについての責任も認めず、
原告の請求を棄却。

これが判決の概要だ。

違憲判断は意義があるが、
損害賠償請求の棄却は、
原告の皆さんには理解できない判決だろう。

被害者を少しでも救済する意味で、
先日成立した議員立法は一定の意味があるが、
司法はもう一歩踏み込んだ判断が
必要だったのではないか。

仙台地裁以外の判決も注視する。

さあ今日もブレずに曲げずに、
確実に前進します。
==2019.5.29==

  
  

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