徒然日記
18年11月23日 その4109『逢坂誠二 の徒然日記』(5806)
今日は勤労感謝の日。
昨日も早朝から夜まで、
隙間のない日程となった。
特に26日の予算委員会に向け、
各種会議の合間に
準備や質問通告を行なったりと、
てんてこ舞いの1日となった。
1)滅茶苦茶
入管法の審議は
滅茶苦茶な状態になっている。
昨日も法務委員会定例日でもないのに、
強行的に委員会を開催。
定例日外に委員会を強行に出席すれば、
それが前例になってしまう。
次に定例日以外に委員会を強行すれば、
前回は出席しただろう
と指摘するのは目に見えている。
定例日以外の委員会開催では
野党が出席できないことを
知っての強行開催だ。
そして来週月曜日夕刻、
衆参の予算委員会終了後にも
法務委員会の強行的開催が決められた。
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過日、特定技能者の受け入れ見込み数に、
単純労働が含まれていないと法務省は説明した。
そこで単純労働とは何かを尋ねたが、
昨日、夕刻の段階でも、答えられないという。
答えられないものについて、
含まれていないと発言するのは詭弁だろう。
出席できないことを知りながらの強行開催、
用語の定義も説明しない法務省、
政府には真面目に審議する姿勢は皆無と思われる。
2)参考人
入管法改正案の審議が始まったばかりだが、
昨日、参考人質疑が強行された。
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外国人材という表現に、
労働力を商品として捉える姿勢
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特定技能1号は家族帯同を認めないが、
人道上極めて問題
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受け入れを停止できる仕組みは
雇用の調整弁を容認するもの
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新制度での受け入れは直接雇用に限るべき
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受け入れ見込み数は業界の言いなりで、
コントロールが利いていない
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日本人雇用が奪われることになる
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議論が拙速。法案成立を急ぐ必要はない
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法案は不十分だが、成立させて手直しすべき
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法案成立を望む参考人からも、
法案の不備を指摘する声があり、
辻褄の合わない意見陳述と感じた。
議事録を整理して読み返す間もない中で、
官邸の意向にそって国会審議が進む。
立法府の自殺行為だ。
さあ今日も ぶれずに曲げずに、
確実に前進します。
==2018.11.23==
皆様のコメントを受け付けております。
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>定例日以外の委員会開催では
野党が出席できないことを
知っての強行開催だ。与党の議員で、とくに現政権で当選した議員は、数の力によるメチャクチャな議会運営を当たり前のように思っているのではないでしょうか。
下野して逆の立場にでもならない限り、その問題点に気づかないかもしれませんね。メチャクチャに忙しい一週間、お疲れ様でした。
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私の自宅PC DELLのデスクトップが度々フリーズするので今日は修理に出してきました。元気になって戻ってくるまでは i phone から送ります。
法務委員会はわざと野党を陥れるような歪んだ運営をして印象操作をやっているんだと思います。セコイなぁー
入管法改正法案の不備を認めながら賛成する与党議員は本当に無責任だと思います。
黒いカラスを赤だと言い張る政権にとって、ぶれずに曲げない政治家は目の上のたんこぶなのだと思いますが、私達にとっては本当の希望です。冬将軍が暴れそうなので風邪をひかないようにお気を付けてください。
それではおやすみなさいませ。
こんにちは、くだらない忙しさで大変ですね。
国民からすればこの様に映っているのですよ。
どの大臣も捨て駒にもならない捨て駒ばかりで見ていて安保らしくなってきますね。
やっぱり、安部政治ですね。
私は、野党として進み方を変えて行くのが良いと思いますね。
この、入管法は、審議会場には出席はする。質疑は自民党、公明党、他、党とは言えない集団が、賛成するならしても良いと思います。
はっきり言って反対しても数には勝てない現在の状態、賛成も反対もしない、良く考え方を見て聞いてどうするのかを目に焼き付けて置きその後、実行に移して行く時に注釈をつけてこっちの考え方に近着ける、これはいかがでしょうか。
何も言わずにやると言う事ですよ。
あくまでも、賛成も反対も質疑もしないという事を頭に入れてですよ。
私も外国実習生の実態を少しですが知っております。かわいそうですよ。本当に。
「御一考を」よろしくお願いいたします。
こんな政治はもう、うんざりです。