徒然日記
18年5月18日 その3920『逢坂誠二 の徒然日記』(5617)
都内の朝、気温が20度を超えている。
湿度の高く、室内の蒸し暑さで目が覚めた。
1)原子力特別委員会
昨日の原子力特別委員会で、
質疑を行った結果、
次のようなことが明らかになっている。
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政府は原発ゼロにする意思はないこと
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有効に機能する避難計画が策定されない状態で
原発を稼働することないこと
この答弁は、過日の予算委員会で
世耕大臣が発言したものだが、
昨日の委員会でも改めて確認した。
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一方、自治体の防災会議で、
有効な避難計画が策定できないと判断された場合の、
地域原子力防災協議会との関係は不透明
日本の原発では、
あらかじめ有効な避難計画が
策定できることを前提にして
原発が立地されたものではない。
したがって現在の立地地域の全てにおいて、
有効な避難計画が策定できるとは限らない。
そのような場合、
地域原子力防災協議会との関係がどうなるのか、
昨日の答弁では必ずしも判然としない。
次回以降、この点をさらに明らかにしたいと思う。
避難計画に関し、
アメリカ原子力規制委員会(NRC)には次の規定がある。
緊急時計画に
適切な防護の合理的な保証がないと認める場合には、
運転の停止を含む措置をとり得る。
(つまり、有効な避難計画が策定できなれば、
原発の運転を停止することがあり得るということ。)
これは極めて重要で、当然の規定だが、
この規定が日本にはないことも確認され、
日本の避難計画の不十分さが明らかだ。
他にもいくつかの点が明らかになっているが、
議事録を精査した上でまた報告したいと思う。
今日は最終便で帰函する。
さあ今日もぶれずに曲げずに、
確実に前進します。
==2018.5.18==
今、こちらは春の嵐が吹き荒れています。
雷も鳴り、しばらく停電になりました。
叩きつけるような雨音は今も続いています。
広大な宇宙の広さを考えれば人間が生きられる環境がある地球はまさに奇跡の星だと思います。それなのに、人間は自らの手で自分たちが生きていける環境を破壊しようとしています。
なぜ、賢い人たちはこんな単純なことが理解できないのか私には不思議でしょうがありません。
逢坂先生は無事に函館に戻られたようですね。
気温の変化が激しいので体調をくずさないようにお気を付けください。
それではおやすみなさいませ。