徒然日記
18年5月11日 その3913『逢坂誠二 の徒然日記』(5610)
都内は、ひさびさに
スッキリと雲のない朝を迎えた。
今日は最終便で帰函し、
地元町会の会合に出席する。
1)参考人
昨日、衆参予算委員会で、
柳瀬元総理秘書官らに対する
証人喚問的参考人質疑が行われた。
加計学園の獣医学部設置に関する
柳瀬元秘書官の対応は異常だ。
加計学園と総理官邸で三度も面談し、
加計学園だけが総理秘書官の
アドバイスを受けている。
これを特別扱いと言わずになんと言うのか。
官邸で指南を受けた加計学園は、
試験問題もその回答も知っている
受験生のようなもの。
安倍総理などが加計学園の選定に
「一点の曇りもない」と強調しているが、
試験問題も答えも知っている人は
試験会場で不正はしない。
だから一点の曇りもなく見えるのは当然。
問題は試験会場外での優遇だろう。
柳瀬元秘書官は、
この件を総理に報告したことも、
指示を受けたことも一切ないと言い切った。
これには相当な違和感を覚えた。
加計学園以外の同席者の記憶も曖昧で、
重要度も低い面会であるかのような発言をしているのに、
なぜ一切報告していないと記憶がクリアなのだろうか。
たいしたことのない面談ならば、
報告に関する記憶も
曖昧であるほうが自然かもしれない。
逆に総理に伝えたと国民に言ってはいけない案件と
強く意識しているから記憶が鮮明なのかもしれない。
いずれにしても、昨日の参考人質疑で、
加計学園が特別扱いされていたことが鮮明になった。
なぜ加計学園が特別扱いされたのか。
行政が私物化され、行政が歪められた、
その懸念がより一層深まっている。
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安倍政権下で、
行政情報の改ざん、隠ぺい、
ねつ造などが頻発している。
一昨日も、森友学園問題の交渉記録
500 ページの存在が明らかになった。
昨日は、政府が存在しないと言っていた
南スーダンPKOの動画が出てきた。
こんなデタラメ状態の中で、
国会議論が正統性を失っている。
この安倍政権の泥沼状態から
一刻も早く抜け出さねばならない。
さあ今日もぶれずに曲げずに、
確実に前進します。
==2018.5.11==
皆様のコメントを受け付けております。
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こんにちは。
昨日夕刻の新聞報道によれば、今治市長が柳瀬氏と市職員との面会を認めた模様です。ネットの新聞報道ダイジェストですので、子細は不明です。
既にご存知だと思いますが、2015年4月2日、官邸以外への用事で上京中であった今治市職員は、帰りの飛行機便の予定を急きょ変更し、官邸へ向かっています。官邸あるいは加計学園を通じて呼び出されたものと思われます。今治の市民団体が情報公開で入手した、企画課長などが市に出した出張伺書には、その変更の経緯が分かる記載があるようです。
ご参考までに。
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「プライムニュース」をネットで拝見しました。
逢坂さんの言葉が、実に明瞭で論旨がはっきりしていて聞きやすかったです。
(宮本さんは、もたついて、言語発声に難有り)
現在の政府は日本の根幹を腐らせています。
それを先ず正さなければならないと思います。
ご健闘を祈ります。 -
安倍政権は良心に従って真面目に生きている人の足元をすくうようなことばかりをしてきていると思います。
八百長政治では誰もが興味を失ってしまいます。
真っ当な政治をとりもどすことができれば世の中もよくなると思います。
日々、世直しのためにご苦労されていらっしゃる逢坂先生
休養も大事です。週末はご自宅でゆっくりされるといいなぁと思います。
お体を大切になさってください。
それでは、おやすみなさいませ。
どう見ても、昨日の参考人招致は疑問は残りますが新たな証拠等を示さなければ堂々巡りで逃げ切りでしょうね!もう少し質問の仕方を考えるべきでは⁉又、野党が連携して質問しないと同じ内容では情けない?
頑張って下さい、応援しています?