徒然日記

18年2月22日 その3835『逢坂誠二 の徒然日記』(5532)

連日、予算委員会が続く。

今日も6時間半の審議が行われる。

今朝の東京は、昨日に比べると寒い朝だ。

昨日に比較すれば、1度か2度、
気温が低いだけだが体は敏感だ。

1)裁量労働

政府は、裁量労働制の導入に必死だ。

今回政府が提出しようとしている法案は、
労働政策審議会で議論され、
概ね妥当との答申が出されたものだ。

ところこの労働政策審議会(労政審)での議論に
様々な問題が発覚している。

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総理はこの裁量労働制に関し、

「すでに労政審等々でご議論頂いた、、
その中で、労働時間などについての資料も含め審議した上での
議論だったと了解している。」と

2月20日の予算委員会で発言している。

この労働時間などの資料とは

平成25年度労働時間等総合実態調査結果だが、
この議論について大いなる疑義がある。

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この総合実態調査結果の
調査条件を明確に示さずに議論したこと。

そもそもこのデータに不備があること。

労働政策を議論するために
国の交付金で運営されている
独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)が
調査したデータをあえて使っていないこと。

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裁量型労働導入に不都合なデータを示さずに、
導入に都合の良い
アリバイ的な議論を行った可能性が極めて高い。

今日の予算委員会では、
こうした点をがっちりと議論したい。

今日の私の質疑時間は、
14時20分〜14時59分だ。

NHKテレビでも中継される。

是非、ご覧頂きたい。

さあ今日もブレずに曲げずに
確実に前進だ。

==  2018.2.22  ==

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. おはようございます。
    裁量性労働とは、何ですか? 企業は、働き方についてはもう大分昔からその部所等の
    状態に合わせて出社時間の調整及び自宅での勤務等々をやっております。
    私が、勤務していた社もそうでした。
    しかし、工場等、出来ないところもあります。その時は、そこに合わせて休日をセットするとか幾らでも、方法はあります。
    こんなに国会でワーワー言う問題ではありません。
    「電通」の問題は、経営者の昔からの労働条件に対する意識不足の一言です。
    今度、討議する時があれば「裁量性労働」とはどういう事と理解しているかを確認してください。多分、知らないでしょう。私の考えを後日お教えいたします。
    又、まず御自分たちの国会に関する方達の働き方を考える様に提言してみたらいかがでしょうか。言うだけ総理はやめて欲しい。教育無償化も、しかりですね。

    それでは、御健闘を期待します。

  2. 本日、NET国会中継を見て居りました。
    厚労大臣の答弁で私は、「よくわかりません、よく理解しておりません」との言葉が、何度となく出てきました。質疑書提示をしている国会なのになんでこの様な言葉が出て来るのか
    「?」です。国民を馬鹿にして国会運営をして、官僚に仕事をさせて問題が起きれば官僚の責任にしているこの政府に国を預けて置くわけにはいきません。
    何とか、頑張って「早期解散」を実現させて正常な政府をつくる事を切に願います。

  3. 明日も逢坂先生は質問にされるようですね。あの場で質問できる人は凄い人だと思います。私には到底できません。
    仕事をしながら時々突っ込みをいれながら楽しく聞いています。
    今の国会は真剣勝負だからおもしろいです。
    逢坂先生が質疑の最後に「おわります!」というのがさわやかでいいですね。
    公聴会で藤原氏も言っていましたが、強いものが弱いものを虐げる弱肉強食の野生王国から、お互いにわかちあい、情報も共有して生きていける文化的で豊かな社会をめざす政治に変えていく途中にいるのだと思います。
    なぜなら、たくさんのボロが次々に発覚するからです。本人が認めなくても事実を曲げるほどの国民からの信頼を今の政権は持っていません。
    与野党関係なく、いいものは実行していくという敵味方にこだわらない開かれた心がある人が一番強いと思います。そういう意味で私は国会で逢坂先生は最強だと思っています。

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