徒然日記
9月16日 その3677『逢坂誠二の徒然日記』(5374)
ワシントンでの4日間の日程を終え、
現在、日本への機上の人となった。
(最近は、航空機内でも
ネットが使えることが多い。)
これまでも幾度か海外出張をしているが、
今回の渡航ほど、
精力的に動き回ることのできたものは
なかったと思う。
米国国会議員、政府高官、
有名シンクタンク、さらには学者、専門家など、
この4日間に100名近い皆さんと面談し、
さらには2度のシンポジウムで登壇することもできた。
戦略国際問題研究所(CSIS)
という有名シンクタンクと
米国議会外交委員会室での登壇は、
その成果の大きさもさることながら、
そうした場所で登壇できたことも
私にとって意義深いことだった。
従前の渡航にはないことが実現できたのは、
今回の渡航を支えていただいた多くの皆さんの
日本の原子力政策を何とかしたいという強い思いと、
それら各人の豊富な人脈と経験の賜物であり、
心から感謝している。
今朝の時点で新聞紙面での扱いはないようだが、
昨日、ワシントンで記者会見を行っており、
今後の日本の原子力政策に
少なからぬ影響を与えることになるだろう
と期待している。今回、多くの専門家、その道の著名人、
米国政府関係者、国会議員と
縁が得られたことも改めて大きな成果だった。今後、確実にフォローアップすることで、
今回の渡航が更に大きな財産となるものと思う。
特に核燃料サイクルは経済合理性が
皆無であることを米国で強く指摘されたこと、
日本の使用済核燃料再処理が
東アジアの軍事バランスに影響を与えることなどは、
今後の大間原発の建設凍結に大きな意味を持つものと思う。
厳しい日程の中で米国に移動したこと、
4日間、隙間なくワシントンを走り回ったこと、
日本への13時間以上に渡る飛行機移動と時差など、
諸々の要因から体力的には相当に厳しいが、
今回の成果をさらに生かすため、
帰国後も確実な対応をしたいと思う。
今日は最終の新幹線で帰函し、
明日は、江差、砂原などを回る予定だ。
さあ今日も、確実に前進します。
== 2017.9.16 ==
おつかれ様です。
最近はコメントできずにおりますが、
日々堅実に職務に励まれる逢坂さんの姿勢に励まされています。
今回の訪米にあたっての活動内容を拝見して感動に近いものがありました。
前原氏は理念のみですし、党を全面的に応援はできず
司法が死んでいる現状に絶望的だと思うことも多いのですが
逢坂さんのブログを拝見すると日本の政治家の中にも
現実的に日本の現実を踏まえた考え方と信条をもって行動してくださることが
希望であり、安保法制に脅かされるのも永遠ではないと
日々安心して暮らせるよう頑張ろうと思えます。
原発再稼働には自分は反対です。
制御不可能、管理できないものを過信して動かしてはならないと思います。
戦争のことに関して言えば、自分の母は戦災孤児で祖父はフィリピンのレイテ島で
戦死致しました。墓はありません。
沖縄戦の終戦は6月23日と報道され、慰霊祭が行われましたが
6月23日は上官の自決により組織的戦闘が終わったとされる日であって
実際の武装解除、全面降伏の調印は9月7日と。
組織的戦闘の終わりから3ヶ月の間にも多くの人が死んだ事実を知る度に
憤りと焼かれる苦しみ、死の恐怖、自決とは爆死なり、死であって
深い傷と悲しみ悼み思う気持ちしかありません
日常的に人が殺し合うのが戦争なのだというのが与党の若い議員や一般の多くの人に
戦争は全く不合理で国益にならない血と暴力だけが支配することが理解されていません。
自分の命は残り15年か20年としても
国は恒久的に平和で人民と国土が安心と繁栄であるように思い至らしております。
激務おつかれのところ長文申し訳ありません。
国籍について一般人より議員の方へ差別されるような発言をお見受けしましたが
今の21世紀の日本は多民族国家であり
中国、韓国、インド、アメリカ、フランス、フィリピン、ウズベキスタンにモンゴル、ベトナム
多くの外国人と共生して営まれております。
差別は不要と考えます。罪人は司法の下で公平に裁かれるべきですが
それ以外は各々の国を尊重するべきでアジア蔑視の外交は火種の元になるのではと
大変危惧している次第です。
道中お気をつけて帰国してください