徒然日記
6月27日 その3595『逢坂誠二の徒然日記』(5292)
今日はエネルギー調査会
役員会等があるため都内だ。
夜明け頃の都内は、弱い雨が降っている。
1)驚異の29連勝
将棋の藤井聡太四段が、昨日、
史上単独1位となる公式戦29連勝を達成した。
神谷広志八段が1987年に作った記録を
30年ぶりに更新。
プロになって公式戦無敗のままの偉業だ。
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まさか10時間以上の
対局になるとは思わなかった。
帰宅途中の電車内で勝敗の行方を確かめようと、
ネットニュースを開くとまだ対局中。
帰宅してから午後9時過ぎに、
藤井四段勝利のニュース速報が入る。
凄い集中力だ。
それ以降のテレビニュースは、
このニュースに席巻された。
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これまでの藤井四段の29戦のうち手全てを
コンピューターで解析したニュースが流れたが、
これには驚いた。
将棋の世界では、こんなことまで進んでいるのだ。
人を相手にして、腕を磨くだけではなく、
コンピューターからも指南を受けているのだろう。
将棋AI最強といわれるPONANZA(ポナンザ)で
その他のプロ棋士の棋譜も分析している。
ポナンザの示す最善手との『一致率』や
『エラー率』(悪手の割合)を基準に強さを測ると、
藤井四段はすでに羽生善治三冠と並ぶ
トップクラスの水準ですだと言う。
最近は、人間がポナンザに連敗しているが、
藤井四段ならいずれは
勝利する日が来るのかもしれない。
藤井四段の今後のさらなる進化に期待している。
今後は、誰が連勝を阻止するかに注目が集まりそうだ。
2)破れかぶれ
「地域に関係なく意欲があれば、
2校でも3校でもどんどん認めていく。」
24日の獣医学部親切に関する安倍総理の発言だ。
改めて酷い発言だと思う。
国家戦略特区制度の否定だろう。
新設の地域要件を絞り込み1校に限定したのは、
国家戦略特区諮問会議だ。
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なぜ今回の疑念を持たれるのか。
政府は獣医師や新規分野の需要などを考慮する
4条件を2015年6月に閣議決定。
新潟、京都、今治の三地域を、
平等にこの4条件に照らして優劣を決定すれば、
これほどの疑念は抱かれなかったはずだ。
ところが特区諮問会議は
昨年11月に根拠の明確ではない
地域限定の条件を定めた。
この条件によれば、
今治の加計しか該当しなくなるのだ。
この時点で、加計ありきだったのではと
疑念が一気に深まった。
しかも加計が、
4条件に合致してるとの明確な説明がない。
こんな状態だから疑いの目が向けられるのだ。
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こうした中で「どんどん認める」という発言だ。
これはこれまでの議論、つまり4条件も
後に付加した地域要件も全否定する発言だ。
複数の獣医学部の開設を認めれば、
加計一校ありきの疑念を払拭できると、
総理は考えたのだろうか。
これほど幼稚で、自己都合、いい加減な発言はない。
そもそも総理は、
「私が指示を出したことはない」と述べ、
手続きへの関与を否定してきた。
ところが今回の発言は、
総理が前面に出て、指示をする発言だ。
これまでの経過も何もかにもを否定する発言だ。
多分、論理的整合性がつかなくなって
破れかぶれの発言をしたのだと思う。
しかし全国に獣医学部の新設を
どんどん認めれば何が発生するのか。
現状でも獣医師の数は、
全体としては足りていると指摘されており。
まず獣医師自身や獣医師制度が大混乱に陥るだろう。
さらに獣医学部の教員確保なども困難となり、
獣医学部も混乱に陥るだろう。
獣医師試験受験者の粗製乱造が始まる可能性がある。
安倍総理は、何も理解していないことがよく分かる。
こんな幼稚な人に総理を続けさせてはならない。
さあ今日も、確実に前進します。
== 2017.6.27 ==
逢坂さん、貴方もそう思いますか。やっぱりあの方は、そういう何も考えのない方である事が、ここではっきりしましたね。
考えのある様な形を作っているだけで、実は「無」です。言うだけの人間です。
今ですよ、この様な精神状態の時に責めるのは、あまり私もよくないとは思いますが、御党もこのような恰好でばっかり責め
られてきました。やはり、ここでやらないで、どこでしますか? 総理、御辞職をなさってはいかがですか?
お体の為にも、と、言ってくれる御党の方は、どなたですか。
党首様は、駄目です。良ーくお考えの上、宜しくお願いいたします。