徒然日記
5月11日 その3548『逢坂誠二の徒然日記』(5245 )
夜明け前の都内、空に雲が多い。
夜中には雨が降ったようだが、
日中の気温は27度にまでなるようだ。
今日は、朝7時から原発ゼロの会の世話人会、
同時刻にも別の会合が開催される。
そのためいつもよりも早く国会に向かう。
1)国会がおかしい
193通常国会が始まって以来、
共謀罪中心の生活になっている。
共謀罪法案は廃案にしなければならない。
共謀罪法案は、真のテロ対策ではないが、
政府はテロを前面に押し出して、
国民を納得させようとしている。
こうしたイメージ作戦に乗せられていけない。
12年前の共謀罪審議では、
与党からもこのような法案を通過させて良いのか、
そんな危機感を感じた。
その危機感を背景にして、
与党でも政府案に対する修正案が検討された。
しかし今回は、政府案に何の疑問も持たずに、
政府から言われるままに、
右から左へとベルトコンベアのように
法案を通過させようとしている。
これでは国会の役割を果たせない。
共謀罪に限らず、
他の分野でもそうした雰囲気を感ずる。
森友学園問題も同様だ。
あの問題は、
テレビのワイドショー的な面白さだけが、
クローズアップされるが、
本質は政治家と行政との間の不適切な関係だ。
ここが崩れると行政も政治も一気に劣化する。
韓国の朴槿恵前大統領が、
失脚した問題と同様のことが潜んでいる。
そのことに与党は全く取り合おうとしないし、
世論も決して敏感ではない。
国会のチェック機能の劣化が著しい。
今日は、満月だ。
さあ今日も、確実に前進します。
== 2017.5.11 ==