徒然日記

4月28日 その3535『逢坂誠二の徒然日記』(5232 )

今日も静かな朝から
ゴソゴソと動きだしている。

空に雲は少ない。

朝の気温は11度。

日中は20度の予想だ。

1)表現の自由を侵害する

24時間の全てが共謀罪に関わる時間を過ごしている。

真のテロ対策を講ずることは必須だ。

だがテロ対策に名を借りた、 広範な共謀罪の創設には反対だ。

国会での審議も精一杯行いたい。

しかし、審議時間が積み上げられることで、
強行採決されることは避けねばならない。

昨日、キャスターやフリージャーナリストら
有志14人が東京都内で記者会見し、
「共謀罪」法案に反対する声明を発表した。

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共謀罪は心の中の自由、プライバシーを踏みにじる道具になり、
言論の自由、表現の自由、報道の自由を著しく破壊すると主張した。

あの田原総一朗さんが次の発言をした。

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一般国民に関係ないと言いながら
政府批判をする人々を逮捕していったのが治安維持法。
そっくりの構図だ。

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著名なキャスターなどから次の発言があった。

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平成の治安維持法で人間の内面を裁くもの。
あの時マスメディアの人間が何をしていたのか
と言われないように、声を上げるのが重要だ。

日常生活に網をかけないと共謀の立証はできず、
一般の人たちが無関係であるはずはない。

90%以上の人がもの言わぬ市民で一生を終えるが、
権力と戦わないといけない、
もの言う市民になる時が来るかもしれない。

多くの人は自分たちとは関係ない
と思っているかもしれないが、そうではない。

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声明文の概要は以下。

共謀罪に大反対。
「共謀罪」は、まだやっていないことが取り締まりの対象になります。
「共謀罪」は、私たちの内面の自由、プライバシーを踏みにじる道具になります。捜査機関に際限のないフリーハンドが与えられ、監視社会が現実化するおそれがあります。監視のまなざしは人々に内面化されていきます。人々は心を閉ざす方向へと向かいます。何とか自分を守るために。となれば、私たちジャーナリスト、表現者は、取材活動がままならなくなります。私たちの仕事は、真実を知るために多様な考え方の人々の心の内面に入って行くことが常だからです。
 結果として、取材し報じられるべきことが伝えられなくなります。つまり、「共謀罪」は、言論の自由、表現の自由、報道の自由を著しく破壊するものなのです。監視は人間の自由を殺す、とは歴史の教えるところです。
 この時点で何も言葉を発しないのは、未来に大きな禍根を残すことになると思います。だから、私たちはここで声をあげることにしました。
 世界に目を向けると、シリアや北朝鮮をめぐる情勢など、「共謀罪」を新設したい勢力には「追い風」が吹いているようにも見えます。強い力に擦り寄っていく人々もメディア上を跋扈していて、「共謀罪」の本質を隠しているようにも見えます。
 「共謀罪」はテレビを殺します。「共謀罪」はラジオを殺します。「共謀罪」は自由な情報発信を殺します。人々のコミュニケーションを権力の監視下に置くこの「共謀罪」法案の新設に私たちは、強く、深く、長く、反対します。

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これが声明文の概要だ。

荒削りの声明だが、
それだけに強い危機感を感ずる。

民主主義の根底をなすものは表現の自由だ。

その表現の自由を壊しかねない
共謀罪は絶対に制定してはならない。

明日からGWだが 来週の火曜日も
法務委員会が開催される可能性があり、
GWとは関係のない
共謀罪に関わる日々を過ごすことになりそうだ。

とにかく国会の活動に全力を尽くす。

さあ今日も、確実に前進します。
==  2017.4.28  ==

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皆様のコメントを受け付けております。

  1. 退位しない安倍晋三総理

    あれほどまでに、「私や、妻がかかわっていたら総理も国会議員も辞める」と大見得を切った人が辞めないのはおかしい。

    それに対して、何も言えない野党第一党の民進党のだらしない恰好は、いかがなものか?

    この独裁国家の日本をそのままにして良いと思っているのでしょうか。

    国会議員は、もう少し国民の心を感じて欲しい。

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