徒然日記

4月12日 その3519『逢坂誠二の徒然日記』(5216 )

終日雨だった昨日の都内と打って変わり、
今日は雲の無い夜明け前だ。

朝の気温は8度程度で、
日中は20度に迫る見込みだ。

1)イカ

イカ漁不良の影響が、大きく出ている。

原料不足のため松前町や福島町のスルメ加工場が、
操業できない状態になっている。

両町とも数百名のパート従業員がおり、
地域経済に大きな影響が出ている。

国は、イカの輸入枠を増やして、
国内の流通量を増やしており、
その輸入が徐々に始まっている。

しかし今のところその輸入分が、
松前や福島の加工場に必ずしも回ってはいない。

北海道庁、国で、
何らかの対応ができないか、
現在、調整をしている。

昨日も水産庁、経産省と打ち合わせをしている。

2)法務委員会

昨日も激動の1日となった。

協議ができない状態が続いていた法務員会だが、
与党筆頭理事が謝罪し、
事態は収束する方向となった。

そのため今日は、継続審議中の
民法の質疑、採決をなう予定だ。

その後の日程に関しては、今後、協議することになるが、
与野党の合意なしに審議入りする共謀罪法案に関しては、
丁寧な議論を行うことを与野党で確認した。

私からは次の点に関し、与党に要望している。

====


ここまでの予算委員会や法務委員会等、
一連の国会議論で明らかになった、
「審議を深めるべきテーマ」ごとに、
①質疑、②参考人質疑、③参考人質疑を踏まえた質疑、
を行って議論を深めること。
「審議を深めるべきテーマ」の詳細については、
法務委員会理事会、理事懇、及び筆頭間協議等で決めること。


法務委員会の審議のあり方については、
法務大臣に加え、要求に応じて、
外務大臣、国家公安委員長も出席し、
議論を深めること。


審議入りの際の概括的質疑と、
審議終盤の総括的質疑には、
総理大臣も出席し、議論を深めること。

====

また私からは、
性犯罪厳罰化法案の審議を行うよう
強く要請している。

3)特定秘密の廃棄

特定秘密指定期間中に、
特定秘密が記載された文書が廃棄される問題について、
昨日、総務委員会で政府の考えを質した。

法律を所管する内閣官房は、
「秘密指定期間が終了する前に
文書の保存期間が終了することもあり得る」と認めるが、
「廃棄は首相の同意を得た上で行う。
恣意的に廃棄されることがない仕組み
が設けられている」と答弁。

結局は、法制度に問題はないとの立場だ。

私から、廃棄を防ぐ措置を講ずるべきと
制度改善を求めたが 内閣官房は

「二つの法律(公文書管理法、特定秘密保護法)に
基づいて適正に管理される。
何らか特別の制度が必要とは考えていない」 と答弁。

特定秘密を記した文書が廃棄され、
情報公開請求されたらどうなるのかとの問いに総務省は
「文書の不存在として不開示決定が行われる」と説明し、
特定秘密として隠されていた情報が
国民に開示されることなく、
廃棄されるとことを認めている。

====

秘密指定が解除される前に、
行政文書が廃棄をされる可能性があるにも関わらず、
何らの対応をしない政府の姿勢に
大きな疑問を持たざるを得ない。

この政府の対応に関しては、
今後も追及を続けねばならない。

今日も激動の一日となりそうだ。

さあ今日も、確実に前進します。

==  2017.4.12  ==

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