徒然日記
12月26日 その3412『逢坂誠二の徒然日記』(5109)
ニセコは、雲の多い朝を迎えた。
朝の気温は氷点下5度。
1)原発
東日本大震災以降、原発政策の見直しが進み、
再生可能エネルギーへの転換が進むと思われた。
特に、核燃料サイクルは、
コスト、安全面、環境への悪影響、
核不拡散などの点から、撤退となるものと感じていた。
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安倍政権になって、
言葉上は、
原子力政策が縮小される印象を受けるが、 現実は逆だ。
特に核燃料サイクルに関し、
積極推進の姿勢を打ち出している。
ということは、原発推進の姿勢を
変えないということだ。
原発輸出にも積極的だ。
そして相変わらず、
原発の発電コストは安いと強弁している。
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福島第一原発の事故に関する対策費用をはじめ、
今後の事故対策費用は、
電気料金や送電料金に上乗せするという。
本来、過去に電気料金に
上乗せすべき費用が徴収できていなかった。
だから今後の電気料金などで回収するという。
通常の商慣習ではあり得ない論理で、
様々な費用を国民に付け回す方向だ。
こんなルール無視のことをする前に、
過去に獲得した利益を放出するのが先だろう。
様々な費用を国民負担せざるを得ないなら、
電気料金とは区別すべきだ。
明確に国民に見える形の税として、
国会審議を尽くした上で、
国民にお願いするほうが、
ずっと透明性があり、
原発のコストも分かりやすい。
電気料金や送電量に含めてしまえば、
何が何だかわけが分からなくなってしまうし、
あまたのものが電気料金に包含される懸念が高まる。
安倍総理の原発推進を転換させなければならない。
今日は、ニセコから帰函する。
さあ今日も、確実に前進します。
== 2016.12.26 ==
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