徒然日記
12月12日 その3398『逢坂誠二の徒然日記』(5095)
函館の夜明け前の気温は、氷点下7度。
昨日よりも、さらに気温が下がっている。
厳しい寒さの中、星が瞬いている。
1)活性化のために何が必要か
渡島桧山地域の活性化のために何が必要か。
国会議員として、
また私が首長なら何をするかなどを含め、
いつも様々なことを考えている。
====
一つは、空家対策だ。
近いうちに何とか具現化したい取り組みだ。
====
もう一つは、中長期的な視点での、林業振興策だ。
この50年近く、日本の林業は、真の意味で、
その重要性を認識して来なかった印象がある。
林業振興は、国土、水、空気を守り、
農業にも漁業にもプラスになる。
そして持続可能性のある地域づくりの基盤となる。
地域林業振興のために、
もっと力を注がねばならない。
2)安倍総理の外交
ロシアのプーチン大統領が、今週、来日する。
安倍総理が、今月、真珠湾を訪問する。
安倍総理は、どちらも政治的に大きな節目
と捉えているのだろうが、
国民にその真意は見えない。
ロシア関係については、
以前、政府は期待値を煽っていたが、
ここにきて火消しに躍起になっている
雰囲気を強く感ずる。
真珠湾訪問は、昨年から考えていたというが、
唐突感を拭い去ることはできない。
この二つは一体何を意味するのか、
改めてよく考えて見なければならないが、
日本の将来を誤るような発言を
安倍総理にさせてはならない。
さあ今日も、確実に前進します。
== 2016.12.12 ==
まぐまぐの送信登録・解除は以下。
http://www.ohsaka.jp//magazine/
皆様のコメントを受け付けております。
-
-
テレビ報道で流れた安倍首相の
「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない、その未来に向けた決意を示したい」
という言葉に違和感(気持ち悪さ)を感じ、ずっと悩んでいました。何故「二度と戦争の惨禍を繰り返さない、」ではないのだろう。まるで他人事のようだ。
誰に何を誓いに行くのだろうか? 安倍さんにとっての真珠湾とは何なのだろう。延々と悩んだ結果、わかりました。
私が違和感を感じたのは、この言葉を「日本国の不戦の誓い」と勘違いしていたからなのです。「今後はアメリカとともに、世界警察として積極的に平和維持活動に参加します。」という意味だとすれば、すごくすっきりします。場所が真珠湾なのは、過去を清算し新しい日本をアメリカに認めさせるための装置、そして「日米の和解、この和解の価値を発信する機会にもしたい(官邸HP)」とはアメリカと対等なパートナーになった日本の姿を世界に届けること。宣言したいのは「日米同盟は世界の中の日米同盟として、日米共に力を合わせて、世界の様々な課題に取り組む(官邸HP)」ということ。
逢坂さんは
『安倍総理が、「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない」といえば言うほど、それは虚言に聞こえてしまう。それはこうした発言と、武器輸出開始など現実にやっていることと、安保法制をベースにしてこれからやろうとすることが、大きく乖離しているからだ。』
とおっしゃっていますが、もし上記のような解釈をしたなら、全然乖離していないのではないのでしょうか。以上は私の邪推にしかすぎないかもしれません。
しかし、今回の真珠湾訪問はお気軽な一時的な政治ショーでは済まないような気がします。安倍首相が何を述べるのか、日本の再軍国化を懸念する国々やアメリカを敵視する組織に、どのように受け取られるのかを考えると不安でなりません。この国はどこへ向かうのでしょうか。
訪米前に是非、安倍さんの真意の確認をお願いします。
-
真珠湾訪問のことを載せた首相官邸HPの同じページに
「昨年、戦後70年を迎え、米国議会において演説を行い、私の70年を迎えての思い、考えについて発信したところであります。その中において、真珠湾を訪問することの意義、象徴性、和解の重要性について発信したいと、ずっと考えてきました。」
というのがあります。米国においての演説のことのようですが、『私の70年を迎えての思い』というのは、戦後70年談話と同じものと考えていいのでしょうか。改めて読み直してみました。
首相の思いは、やはり『 価値を共有する国々と手を携えて、「積極的平和主義」の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献して』いくことのようです。
では、発信したいとずっと考えてきた『真珠湾を訪問することの意義、象徴性、和解の重要性』 というのは?
国内で発表された物はありますか? みつけることができませんでした。
(お得意の「日本国内よりも、まず国際舞台での発表」のパターンでしょうか。)
もし、掲載されているものがありましたら、教えてください。
『この二つは一体何を意味するのか、
改めてよく考えて見なければならないが、
日本の将来を誤るような発言を
安倍総理にさせてはならない。 』
逢坂さん、よろしくお願いします。
以下、2件は12月6日の日記にむけて送った私見ですが
逢坂さんの日記を読む方の目にどうしても触れてもらいたく思い
再度、送らせてください。