徒然日記

11月11日 その3367『逢坂誠二の徒然日記』(5064)

東京は激しい風と雨の朝だ。

今日も、早朝から情報通信に関する勉強会がある。

そのためいつもよりも早く移動開始だ。

激しい風雨で、体がびしょ濡れ。

1)TPP

昨日、衆院本会議でTPP協定と
関連法案が強行的に採決された。

交渉過程も協定内容も
あまり十分に示されない中での採決だ。

こんな状況では、与党の皆さんだって、
本当にTPPが有益なのかどうか
分からずに賛成しているのだろう。

さらにアメリカの次期大統領のトランプ氏は、
TPP協定から離脱することを公言している。

それなのになぜ急ぐのか、全く理解できない。

国民には知らない密約や
隠れた理由があるのだろうか。

民主的とは言えない手続きの中では、
安部政権の暴走が止まらない。

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安倍総理は、TPPによって、
アジア太平洋地域にヒト・モノ・カネが自由に行き交う
経済圏が出来上がると答弁しているが、
そもそもそうした社会を創造することが、
本当に多くの方にとって幸せなのかの議論が少なすぎる。

私も自由貿易は否定しない。

しかし、制限なしにそれが進む社会は、
多くの方に本当に有益なのかを
もっと落ち着いて考える必要があるが、
安倍総理にこうした声は届かないようだ。

困ったことだ。

2)南極観測船しらせ

第58次南極地域観測支援活動のため、
南極観測船「しらせ」が、
今日、東京湾晴海埠頭から出港する。

昨夜、その走行会に出席した。

極地研究は、地球の今と将来に極めて大切なものだが、
この分野には、以前ほど光が当たっていない印象がある。

北海道出身ということもあり、
以前から極地研究を応援している。

今回は、70名ほどの隊員が、南極に向かう。

昨夜は、吉本隊長や
旭川市消防本部から派遣される
葛西隊員に挨拶をさせて頂いた。

また平素からお世話になっている
国立極地研究所の白石所長にも再会し、
再度、極地研究所にお邪魔する約束をした。

国会の合間を縫って、訪問できれば嬉しく思う。

観測隊の任務は過酷だろうが、
安全に大きな成果をあげて欲しいものだ。

今日は、国会での用務が終了し次第、帰函だ。

函館は気温がさらにグンと下がった。

身が引き締まる。

さあ今日も、確実に前進します。
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           2016.11.11
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皆様のコメントを受け付けております。

  1. 国会で採決の際退席するのがよくわかりません。ごねているだけのように見えるし、与党関係からの悪口の材料になり、
    それを乗せるメデェアが面白おかしく伝え国民への印象が悪くなるだけではと思うのは私だけでしょうか?

    • TPPに関しては、審議不十分でもっと議論して欲しいというのが、我々の主張であり、採決は早すぎるとの認識です。だから反対討論は行ったのですが、採決には応じられないとの理由で退席となりました。退席は、こんな理由なのです。

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