徒然日記
1月25日 その1643『逢坂誠二の徒然日記』
都内は、道端などに
一昨夜の雪が残っています。
今朝も気温は零度、
日中も6度程度までしか上がりません。
1)核燃料サイクル
「核燃料サイクル」をどうすべきか、
政府の議論が始まっています。
昨日の会議では、
・
再利用した場合
・
高速増殖炉を利用した場合
・
再利用せずそのまま処分した場合など
5つのケースについて評価案が示されています。
・
使用済み燃料を再利用せずそのまま処分した場合、
コストは最も安い一方で放射性廃棄物の有害度は最も高くなる
・
資源の有効活用の視点からは「高速増殖炉」が最も効果的
などの評価が示されていると報道されていますが、
この評価は理解に苦しみます。
使用済み核燃料をそのまま処分するれば、
なぜ有害度が最も高くなるのでしょうか。
核燃料サイクルは、
実用化のめども立っておらず、
経済的コストが最も大きいはずです。
さらに使用済核燃料を運搬し、
再処理し、さらに使用し、
その上でまた使用済核燃料が出ることを考えると、
そのまま処分するより、
放射能汚染のリスクが高まるはずです。
それにもかかわらず、
使用済み核燃料をそのまま処分すれば、
なぜ有害度が高くなるのか、
私には理解できません。
カナダやフィンランドなどの議論も踏まえ、
もっと多角的にぎろんしなければなりません。
今日は早朝から会議などもあり、
日記はこれで終了します。
さあ今日もしっかりと前進します。
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2012・1・25 Seiji Ohsaka
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