徒然日記
5月2日 その3225『逢坂誠二の徒然日記』(4869)
GWの中の平日だ。
函館は雲が多いが、明るめの朝を迎えた。
夜明け前の気温は4度程度。
日中は14度程度になる見込みだ。
昨日も終日、屋外での活動が続いた。
春の風は冷たく、紫外線も強くなってくる。
そのため例によって、顔の皮膚はボロボロ状態だ。
1)花見
昨日は、五稜郭公園での
いくつかの花見に招待された。
午前中は、風も強く、日陰では寒くて、
ちょっと花見には向かない雰囲気。
昼頃になると、冷たい風もおさまり、
雲の切れ間から日差しが覗いた。
満開の桜の下で、酒を酌み交わしながら、
多くの皆さんと、穏やかな時間を共有させて頂いた。
何とも有り難い、至福のひと時となった。
今日は、平日のため花見はないが、
明日はまた、いくつかの花見が予定されている。
2)姑息だ
色々な社会の実態を説明する際に、
具体的なデータを活用することが多いし、
それは説得力があり当然のことだ。
しかし、そのデータの扱いに恣意性があれば、
社会の現実が違ったものに見えるため、
データーの扱いは慎重でなければならない。
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安倍政権が、来年度からの保育士の賃上げに関する説明で、
女性保育士の賃金だけを引き合いに出している。
保育士は、女性だけではない。
しかしなぜか女性だけのデータを利用して説明しているのだ。
ボーナスを含めた女性保育士の平均月収は約27万円。
女性のみを対象にした全職種の平均月収は約31万円。
差額は4万円となる。
しかし男性保育士も含めると、
この差額は11万円となる。
安倍政権が、女性保育士の賃金しか示さない本当の理由は分からないが、
政府が格差是正の成果を強調したいために利用しているとすれば、
それは社会の姿を歪める姑息なものだ。
こんな権力のこんな恣意的な説明に惑わされてはならない。
3)法案の絞り込み
連休が明けると国会は早くも終盤モードに入る。
会期は6月1日までだが、サミットなどもあり、
連休明けは2週間程度しか実質審議ができない見込みだ。
そのため政府は、
今国会で成立させる法案の絞り込みに入ったという。
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・
一票の格差を是正する衆院選挙制度改革法案
・
女性の再婚禁止期間を短縮させる民法改正法案
・
刑事訴訟法改正法案
これらがリストに上がっているが、
いずれも私が大きく係っている法案だ。
この中に、外国人の技能実習関連法案がないため、
政府与党が、今後、どのような国会運びを想定しているのか
分からないが、終盤国会も忙しいものになりそうだ。
今日も終日、地元回りの一日となる。
さあ今日も、確実に前進します。